2015年2月21日土曜日

防御!!




皆様こんにちは。

最近は時期的にもネック周りの調整・修理のご依頼が多いですね。
ネックの調整などをしている時にお客様から聞かれる事が多いのがフレットの減りについてです。




そこで、本日はギターやベースのフレットを長持ちさせる為のアイテムをご紹介させて頂きます。





フレットは弾いていれば必ず磨耗し、いずれは「音が詰まる」「ピッチが合わない」などのトラブルが起きます。

皆様の中には既にフレット交換をした事がある方もいらっしゃるとは思いますが、なかなかの高額な修理になります。

フレットの磨耗を最小限に抑えるのに最も有効なのは「なるべく新しい弦を使う」事です。
錆びた弦などは、摩擦が多く、必要以上にフレットをすり減らしてしまいます。
しかも、摩擦があるという事は、スムーズなフィンガリングも難しくなってしまい、プレイにも悪影響が出てきます。

ですから、「錆びたら交換」「切れたら交換」ではなく、手触りが変わったなどの早いタイミングで交換すると良いでしょう。

あと、弦は真上から見て錆びていなくても、意外と弦の裏(フレットに接する面)は錆びています。
表面はツルツルなので気付きにくいですが、弦を少し持ち上げて裏を触るとそれが解ると思います。

そんなヤスリの様になった弦でフレットを擦っていれば磨耗が早まるのも当然なのが理解できますよね。

あまり弦交換を頻繁にしたくない方はエリクサーなどのコーティング弦を使用するのも一つの手段と言えるでしょう。まだお試しで無い方は一度使って見てください。


次にフレットを守るのに重要で見落としがちなのが、運搬時です。
ギターを運搬する時には大抵の方がケースに入れて持ち運ぶと思いますが、実はそのケースが問題なのです。

ケースを背負って歩いている時、ケースの中でギターは常に揺られている状態なんです。
ケースの形状にもよりますが、多くのケースは指板部分がケースの内側に擦れている状態になっていると思います。

つまり、弾いていないのに弾いているのと同じ事が起きてしまっている事が多いです。

しかし、ケースに入れずに持ち運ぶなんて事は出来ませんよね。
そこでかなり有効になってくるのが「フレットガード」です。




使い方は簡単で、フレットと弦の間に差し込むだけです。
それだけで、フレットに直接弦が当たる事を防ぎ、磨耗から守ってくれるのです。

もちろん磨耗だけではなく、「運搬時にぶつけてしまった」なんて場合にもフレットを守ってくれます。
当店にも意外と多い修理が「ケースから出してみたらフレットに弦が食い込んだ跡がついてしまい、ビブラートなどをかけるとカリカリ鳴ってしまう」というものです。それも大分防ぐ事が出来ます。

いつかは交換時期を迎えるフレットですが、なるべく長く、気持ちよく使う為に「弦交換のタイミング」「フレットガード」を考えて頂けたらと思います。




~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
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