2015年2月26日木曜日

便利な工具



皆様こんにちは。

本日は当店でも使用している便利な工具をご紹介させて頂こうと思います。



修理や調整などでお預かりしている楽器をチェックすると、かなりの確立でストラップピンの緩みや、ジャックやスイッチのナットの緩みが見られます。

ストラップピンの緩みは落下事故に繋がりますし、ナットの緩みは音が出なくなるという楽器としては最悪の事態が起きる原因です。

そういう訳で、当店では修理箇所に関係なくても気付いた時は、一応増し締めはしてお渡ししていますが、日頃からのお客様自身でのメンテナンスも大切だと思います。

ストラップピンの増し締めは普通のプラスドライバーで出来ますので、問題にはならないですが、スイッチの緩みに関してはちよっと事情が違ってきますよね。

レスポール等に見られるトグルスイッチは6角形のナットではなく、ギザギザのナットが使用されています。これを締める場合、一般的にはラジオペンチを使用する事が多いと思いますが、うまく掴めず、滑ってしまい、締められないどころか、大事な楽器に傷を付ける恐れもあります。


やってみると解るのですが、
ラジオペンチではうまく掴めないので、
しっかりと締め付ける事は出来ません。


そこで、登場するのが、ESPから発売されている「マルチスパナ」という工具です。




どの様に使用するのかは、以下の写真と解説をご覧下さい。


トグルスイッチナットのギザギザ部分に、
マルチスパナの溝を引っ掛ける様な感覚で回していきます。
上の写真は締めている状態です。


緩めたい時は、マルチスパナの反対側を使用します。
上の写真は緩めている状態です。




この「マルチスパナ」実は普通の6角形のナットも回せます。
しかもナットのサイズもよく楽器に使用されているものであればほとんど回す事が可能なんです。
あまりかさばらないですし、ギターケースのポケットに入れておくのも良いかもしれませんね。



レスポールなどの弦高を調整する際にも使用出来ます。指で回している方も多いとは思いますが、これはかなり楽に回せるので、微妙な細やかな調整も可能になりますよ。




【注意】
ナット等を増し締めしたりする時は、必ず裏側からジャックやスイッチ本体を押さえて回しましょう。
押さえずに回してしまうと、ナットを締めたいのに、本体が回ってしまい、中で配線がツイスト状態になり、最悪の場合配線がちぎれて音が出なくなります。
よく解らないという方は無理せずに、お店までお持ち下さい。





~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686