2015年2月19日木曜日

廃物利用?







皆様こんにちは。



楽器店のブログなのに、突然「廃物利用」なんていうタイトルに??な方も多いと思いますが、
今日は当店で何年も前から実践している楽器を守る為の廃物利用をご紹介したいと思います。


皆様が楽器店に行くと目にする、ギリギリの間隔でズラッと並べられているギターやベース。

当たり前の光景なのですが、実はこの展示方法はかなりのリスクをはらんでいます。


地震などの揺れ、お客様が触ってしまった時など、隣のギターにぶつかり、後ろのギターのブリッジや、その他の突起部分が前のギター背面にぶつかり大きな傷・打痕になってしまうのです。


当店では、お客様が無断で商品に触れる事はお断りしているのですが、どうしても完全に防ぐ事は難しいですし、地震に関してはどうにも出来ない部分があります。
※将来そのギターのオーナーになる方になるべく傷も無く、良い状態でお渡ししたいという当店の方針なので、ご理解とご協力下さい。


様々なお店を見てみましたが、特に対策をされている様子もなかったので、当店スタッフ全員でアイデアを出し合い、思いつき、数年前から実践している方法が今回ご紹介する「廃物利用」なのです。


やはりオーナー自ら付けたものなら傷もエイジングとして捉え、味とも言えますが、もともと傷ついていたのでは微妙ですよね。というか、初めは傷なんて無い方が良いに決まってますよね!





店内の展示はこんな風になっています。
間に白い「ある物」が挟まっているのが見えますよね。


その「ある物」とは、、、





梱包材を切ったものです!!

初めはスポンジを試しましたが、柔らかすぎてあまり意味が無く、
次に発砲スチロールを試しましたが、悪くはないのですが、粉というか屑が出てしまい、
しかも静電気でギターにくっつくという結果でした。

そこで、近年よく見掛ける梱包材(発泡ポリエチレン)を試すと、
これがバッチリでした!

当店も荷物が入ってくると沢山出るゴミでもある梱包材を
「廃物利用」しているのです。


この緩衝材のおかげで、震災の時にも1本も傷付くことなく済みました。
「大野楽器ってこんな細かい部分に気を使っているんだなー」と思って頂けたら幸いです。