2015年11月2日月曜日

意外と知られていないパーツ。



皆様こんんちは。
本日は少しマニアックなお話です。

ギターの世界でも日々新たなモノが発売されています。
しかし、良いモノでもあまり皆様に知られる事無く消えていってしまう
といった事も結構あります。

今回ご紹介させて頂くモノは、
メーカー様には失礼ですが、まさにそんな感じ・・・。
実に目立たないパーツです。

業界の中でもあまり評判なども聞くことが無く、
問屋さんでさえあまりよく解らない様です。。


しかし、製造メーカーの発表している情報を見ればみるほど、
非常に気になるので、実際に発注してみました。


その名も、、GOTOH  C・A・R・D-6 です。

簡単に言えば、ペグを安定させるパーツです。

ペグはチューニングに関わるとても大切なパーツですよね。
チューニングの精度を高めた高性能なペグも各社から発売されていますね。
と同時にそういった高性能ペグは基本全交換なうえ、見た目も全く違うモノに
なってしまいますよね。

しかし、GOTOH  C・A・R・D-6は、
見た目も変えずに、今付いているペグをそのまま使用し、
グレードアップするパーツなんです。

ではご覧になって頂きましょう。

ペグ チューンナップ C・A・R・D-6 GOTOH

見た目はこんな感じです。
どちらにしても取り付けてしまうと
全く見えなくなります。

素材は軽量かつ強靭なカーボン繊維を配合した特殊樹脂です。
確かに手にしてみると、非常に軽量で、
ほとんど重さを感じません。

質感は、樹脂特有のしなり、粘り等はほぼ無く、
かなり硬質な感じです。


ペグ チューンナップ

取り付けは、
まず、弦を外し、ペグを止めているネジを外します。

このネジはとてもナメ易いので、
ゆっくり慎重に、気をつけて外して下さい。


ペグ C・A・R・D-6 GOTOHペグ チューンナップ GOTOH

外したペグに被せてみます。

まず、ペグの裏はプレスしたままの形状ですので、
ヘッドに対して面では接することは無いのが良く解ります。
それが、C・A・R・D-6を使用すると、
ペグ裏のデコボコとした部分が完全に平らになり、
面接触させる事が出来るようになります。

あとは、ペグポスト(丸い棒の部分)下部を
筒状にホールドしているのもよく解ると思います。
コレはペグポストの上部はブッシュで押さえ、
根元はC・A・R・D-6で押さえ、
双方から支える事により、ポストのぐらつきを軽減します。


ペグ ぐらつき解消

ペグを全て取り外し、
ポスト穴に嵌めていきます。
結構タイトですが、さすがは日本の精度です。
ピタッと嵌ります。

逆に、ギター自体の精度がイマイチな場合は
ネジ穴などを開けなおす必要が出てくるかもしれません。


ペグ チューンナップ C・A・R・D-6 GOTOH

全てのポスト穴にC・A・R・D-6を嵌めた後、
ペグを元通りに取り付けます。

通常のこのタイプのペグは、プレス成型のエッジが
ヘッド裏に食い込んでしまっているものがほとんどですが、
C・A・R・D-6のおかげで面で支えているので全く食い込みません。

表裏両方からペグポストのセンターを出しているので、
ペグ本体の位置が矯正され、綺麗に並んでいますね。

そして、ご覧の通り見た目は全く変化しません。


体感としては、まずペグの回りが軽くなりました。
メーカーさんによるとペグが密着する事で弦振動の伝達が
良くなるということですが、そこに関してはハッキリとした体感
は出来ませんでしたが、密着しているのは取付時に解っているので、
間違いないと思います。


音が劇的に変わる事を期待されると
ちょっとガッカリされるかもしれませんが、

「チューニングの安定。」

この1つだけの結果でも十分に満足出来るパーツだと思います。
なにせ、\1,500(税別)で今付いている
ペグの性能がアップするんですから。




C・A・R・D-6はGOTOH製ペグSD91もしくはSD90に対応しています。
その他のペグには取り付け出来ませんのでご注意下さい。
良く解らない方はご相談下さい。





~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686