2015年11月9日月曜日

ミリ?インチ?・・・



皆様こんにちは。
本日はパーツのお話です。

店頭でお客様から質問される内容で、比較的多いのが、
「ボリューム、トーンノブを無くしてしまったけれど、どれが合うのか?」
といった質問です。

パーツのコーナーには色々な種類のノブが置いてありますが、
一番頭を悩ませるのが「ミリ」「インチ」どちらが適合するのかという事だと思います。

自分のギターが「ミリ」なのか「インチ」なのか・・・?

よく世間で耳にする判断基準が、ギターの製造国がアメリカなら「インチ」で、
日本製や中国韓国などのアジア製なら「ミリ」と言いますが・・・はたして・・・。

正直、ミリ規格で造っているギターでもボリュームPOT本体がインチの物を使っていたら
ノブはインチになる訳ですし・・・。

しかも、中古で手に入れた楽器の場合は消耗品でもあるボリュームPOTを
前オーナーさんが交換修理をしていたら、ドコ製なのかでは判断出来ませんよね。

実際そんな感じでご購入されて合わなかったというお客様も多い様です。

そこで、簡単な判断の仕方をお教え致しますね。




まず、ボリュームPOTの先端を見てみましょう。

ギザギザの部分が左のPOTは間隔が大きく、
右のPOTは間隔が細かいのがお解かりになると思います。

左は山が14個。右は山が20個。

このギザギザのピッチの細かさで判断するのが最も簡単です。

左のPOTが「ミリ」、右のPOTが「インチ」です。

お店に来る前にまず、この先端のギザギザをしっかり確認しましょう。



今度はノブを裏から見てみます。

2つとも全く同じに見えますが、
よく見ると、穴の中のギザギザの細かさが違います。
ここで判断できますね。

左が「ミリ」、右が「インチ」です。



そして、ストラトなどによく使用されている
すこし柔軟性のある素材のノブは、
ギザギザが無く、ギュッと押し込んで固定する
「ミリ、インチ兼用」
といった物もあります。

「全部兼用にしてくれー」
という声も聞こえてきますが、
レスポール用などの透明感のあるノブは
素材に柔軟性が無く、粘りが無いので、
無理に押し込むと簡単にピキッと割れてしまうので
兼用を作れないんです。


よく解らないという方は、楽器ごとお店にお持ち頂けると確実です。
お気軽にスタッフにお声がけ下さい。




ここからは余談ですが・・・・・。



上の写真はどちらも「インチ」のレスポール用ノブですが、、

同じレスポール用ノブでも裏から見ると、
数字が彫ってあるものと、そうでないものがあります。

これを表から見てみると・・・・。



こんな感じです。
気にしない人にとってはどうでも良いお話ですが・・・。

数字を裏から彫ってあるノブは、
表から見ると浮き出て立体的に見えますね。

数字を彫っていないノブは印刷した感じで、
平面的な見た目の印象です。


ビンテージをはじめ、少し古めのギターには彫ってある
文字に立体感のあるノブが使用されていました。

工程としては、、
まず、あらかじめ数字が彫られた
無色透明の樹脂で出来たノブに、
白い塗料でスミ入れします。
余計な所に付いた白い塗料を拭き取り、
その後ブラスパウダー塗装でゴールドに塗り上げます。
ノブ1つに中々の手間を掛けていますよね。


しかし、近年ではあまり見かける事も減り、
コストダウンの為なのか、
ほとんどのギターが印刷されたノブになってしまっています。

もちろん昔に比べ印刷技術が向上したという側面もあります。
でもなんか違う。。。。
そう思うのは私だけでは無いはずです。

どちらを付けていても、
視認性なども大して変わりはありませんし、
ギターのサウンドに至っては全く変化はありません。

でも、、

せっかくの自分の愛器です。
とことんこだわっていきましょうよ!





当店ではこちらの彫り文字のタイプのノブも
在庫しておりますので、
気になってしまった方、お待ちしております。








~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686