2016年6月11日土曜日

銘木ギブソン!





皆様こんにちは。
先日は、「ローズウッドの誘惑」というタイトルでご紹介しました
Gibson J-29でしたが、実は既にお客様の元へと旅立っていきました。

そしてそんな変り種ギブソンアコースティックの第2弾とも言うべき
特殊材モデルが入荷して参りました。


今回は、「世界3大銘木」と呼ばれる材の中で、楽器はもちろん、
他のジャンルでも非常に人気の高い「ウォルナット」材を
サイド、バックに使用した「Gibson J-15」が入荷致しました!
※世界3大銘木とは・・・「チーク」「ウォルナット」「マホガニー」の3種。

特に家具などにコダワリを持っている方などには垂涎の的とも言える材なんです。


前回のJ-29の記事にも書きましたが、大元となるモデルは超有名、定番モデル
であるJ-45なのですが、そのJ-45といえば「マホガニー」材を使用しています。
これはある意味ビンテージを意識した「伝統」とも言えるスペックなのですが、
J-29、J-15共に、あえてマホガニー材を使用せず、Gibsonファンにとっては
新たな選択肢とも言えるモデルなんです。

今回ももちろん贅沢な選定を行わせて頂きました!

実はワタクシの自宅の家具もウォルナット材で揃えている位好きな材なので
いつも以上に興奮してしまいました(笑)

まずは選定の模様から。。。

Gibson J-15
今回は5本の中から選定です。
全てチューニングをして
きちんと確認をしていきます。

Gibson J-15
裏側を見せて並べると
「ウォルナット」材の迫力がすごいです。


J-15の特徴を表現するとすれば、サイド、バックの「ウォルナット」材と、
メイプル材のネックにより「固さ」のあるサウンドです。

今回の選定で最も大事にした事は、
その「固さ」がどこまで心地よく感じられるのか。です。
固いだけで響きの少ない個体もありますし、逆にせっかくのウォルナット&メイプル
なのにマイルド過ぎる個体もありました。

これは個人的に家具などでも感じていた事なんですが、「マホガニー」等に比べ、
「ウォルナット」材は比較的バラつきが多い材と思われます。
それがダイレクトにサウンドにも影響があったのではないでしょうか。

やはり、その材の持つイメージと実際のサウンドがピタッと合っている方が
全体を通して「しっくりくる1本」になるのではないでしょうか?


そんなことを考えながら、ブツブツ言いながら、しつこく選定をした結果、
この個体を選び出しました!御覧下さい。


Gibson J-15
トップ材はスプルースなので結構おとなしい感じ。
飽きのこないシンプルなスタイル
そんな中にもGibson伝統の「ラウンドショルダー」。
ちょっと「なで肩」なシェイプ。

Gibson J-15
トップとは打って変わって、
「ウォルナット」材らしいワイルドな木目。
たまりませんね。

Gibson J-15
実は今回のこのJ-15、
指板部分やブリッジ部分も
「ウォルナット」材を使っているんです。


Gibson J-15
「メイプル」材のネックです。
この辺りもしっかりと木目のクセの無い良い個体を
選定させて頂きました。

定番モデルのJ-45を知る人の中には
「邪道」という評価をする方もいらっしゃるとは思います。
しかしながら、ギブソン・アコースティックの伝統技法となる、
ダヴ・テイルジョイント(ネックとボディの接合方式)
やニトロセルロース・ラッカー塗装などはそのままに、
ツボをしっかりと踏まえた上での新たな挑戦として、
ワタクシ自身はとても好感が持てました。



エッジのバリッと効いたギブソンサウンドを是非体感して頂きたいです。



~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686