2019年1月6日日曜日

明けましておめでとうございます。




明けましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。
本年も、より一層のご支援を賜りますよう、従業員一同、
心よりお願い申し上げます。


大野楽器は昨日5日からのスタートでしたが、
早速のご来店、お問い合わせ等多数頂きまして、
誠に有難う御座います。

そんな中、修理相談、お問い合わせで何件かあったのが、
アコースティックギターの「割れ」や、
エレキギターの指板の「ヒビ」についてでした。

大野楽器店内は24時間加湿器をオートで作動させており、
更にメモリータイプの湿度計も設置して湿度を監視していますが、
そこまでしていても湿度40%近くまで落ち込んでしまう瞬間があったりと
なかなか厳しい季節になって参りました。

そこで、大野楽器から皆様へ、
「楽器乾燥注意報」を発令させて頂きます。

楽器の理想的な保管環境は、
湿度40%~50%と言われています。

40%以下になると「割れ」「ヒビ」「フレットバリ」
等のリスクがグッと上がります。

実際「乾燥」は楽器だけではなく、人間も風邪をひきやすくなったりと
良い事はありませんので、是非加湿器や濡れタオルで「湿度調整」
を行って下さいね!

また、今回は、指板のメンテナンスをお見せしたいと思います。

まず、乾燥&フレットの酸化(錆び)状態の指板です。
下写真ご覧ください。


弦も錆びていて、フレットも曇り、錆びが出ていて、
ローズウッド部分もカラカラに乾いている状態です。
エボニー指板に比べれば、ローズは多少粘りがあるので、
即「割れ」る訳ではありませんが、このまま放置すると本当に割れるので注意です。
また、単純に触り心地、つまりは弾き心地がだいぶ悪くなっているので、
きちんとメンテナンスをしていきましょう。


用意したものは、
・フレット磨きに使うコンパウンド(研磨剤)
・指板用オイル
・マスキングテープ
・キッチンペーパー

まずはマスキングを行います。
今回は撮影の為に部分的にしています。
ここでの注意点は、フレットの際をキッチリと「攻める」事です。
白いコンパウンドがローズウッドの導管の中に入り込むと取れなくなり、
乾くと白く目立つので、それを防ぐ為です。

コンパウンドとキッチンペーパーを使って磨き終えました。
フレットが光り輝いていますね。
これは見た目だけではなく、弾き心地に大きく影響します。
錆びているフレットはビブラートやチョーキングの際に「ゴリゴリ」とした
感触になり摩擦抵抗があります。
しかっり磨いてあると、まさに「つるつる」の弾き心地で、
スムースなビブラートやチョーキングが可能となります。
また、余分な力が抜けるので、フレットの摩耗も最小限にする事が出来ます。

フレットを磨き終えたら、お次は指板にオイルを塗っていきます。
基本的にはクロスにとり、指板に塗布するのですが、
ワタクシは指で直接塗ることが多いです。
クロスやティッシュだと余分にオイルを消費しますし、
結構塗り過ぎる事も多いです。
また、指塗りだと、指板の状態もしっかりと確認出来ます。

ここでの注意点は塗り過ぎ注意です。
余分なオイルは拭き取りましょう。

それでは、比較です。
右側が作業前。
左側がフレットも磨き、オイルで保湿もされた状態です。
色味も良く、実際触り心地も「スルっと」していて気持ちが良いです。


湿度がグッと下がったこのタイミング、
保湿ついでにメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?
当店スタッフはメンテナンス用品オタクも居ますので、
何か解らない点があれば、是非お問い合わせ下さい。




~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686