2015年6月30日火曜日

工場に行ってきました。



皆様こんにちは。


当店では、オーダーメイドのご相談が多く、今回もお客様と打ち合わせの為、ESP工場へ行って参りました。


今回は、ESPブランドの中でもスタンダードなモデルを展開している「Navigator(ナビゲーター)」
のストラトキャスタータイプのオーダーでした。

ワタクシは何度も足を運んでいるESP工場ですが、お客様はなかなか入る機会がないので、せっかくなので工場を案内して頂きました。


全てを写真でお見せする事は出来ないのですが、
日本のものづくりを感じられる部分が多くありました。
お客様もその雰囲気に圧倒されつつも、
自分のギターがここで生み出されるという喜びを感じて頂けた様でした。





オーダー専門のセクションでは、オーダーメイドならではの
特殊材があちらこちらで見られました。
天然の物とは思えない位綺麗な色や木目です。

ESPは国内ギターメーカーでも随一のストックがありますので、
無理と思われる材料でも手に入る事が多いです。





材の保管庫で順番を待っている材料達。
たまたま、ちょっと前に当店でオーダー頂いているお客様の、
材料を発見しました!写真中央のウォルナット・ワンピース材です。






完全に今回のオーダーとは関係なく1人で物色を始めた私(笑)
もう、木材を見るとどうにも・・・・





ESPブランドの弟分としてのブランド「EDWARDS」もここで生まれています。
ついつい選定したくなってしまいますね。




パーツを管理しているセクションでは、
最近ESPブランドで新たに採用されたPOTを発見!

従来の物より、精度が高く、がたつきや、音漏れなどが無く、
しかも回した時のトルク感が抜群に良いです。
まさに、重くも無く、軽すぎず絶妙な回し心地です。

今後、ESP・Navigator・EDWARDSで採用されていく様です。

細かい部分ですが、きちんと考えられていますね。






工場見学の後は、オーダー内容の打ち合わせです。
様々なサンプルを見比べながら仕様を決定していきます。

お客様だけではなく、製造、販売側もワクワクします。

もちろん出来上がりも楽しみですが、個人的にはこの瞬間が物凄く好きです。

時には一緒に悩み、ご提案させて頂き、それに応えて頂ける。

通常は「お客様」と「販売者」しか居ませんよね?

お店を飛び出し、工場へ出向き、
「お客様」「製作者」「販売者」の三者が揃うからこそ実現できるこの環境。

一生物を作るなら、こうでないと・・・。




オーダーメイドに関して興味のある方は是非ご相談下さい。
経験豊富なスタッフと、他店ではなかなか無い環境で
お手伝いさせて頂きます。



~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686






2015年6月28日日曜日

お待たせしました!



皆様こんにちは。

昨日は土曜日という事もあり、多くのお客様のご来店誠に有難う御座いました。

先日ご紹介させて頂いた「Gibson J-35」も早速旅立っていきました。
もう少しお店に居て欲しかったなぁ・・・と思いつつも、楽器は弾いて貰えるのが一番ですからね。
可愛がってあげて下さい。越谷市K様有難う御座いました。

しかも、早速というか、なんとその日のうちにライブで使って頂けた様です。
その時の模様はコチラからどうぞ。MARTIN古池の 「街角の歌芸人」




ところで、今日は再入荷のお知らせです。

以前このブログでご紹介させて頂いて、速攻でお客様の元へ、そしてメーカー在庫切れしてしまったJim Dunlop Cry Baby Mini Wah CBM95」が再入荷して参りました。
お問い合わせ頂いていたお客様、お待たせいたしました!

詳しいスペックなどは↓を参照して頂ければと思います。
以前のブログ記事「ミニサイズその②」






再入荷と言いましても、今回も確保出来たのは2台のみ。。。

しかもこのブログを書いている最中に1台決まってしまい、

残り1台です。

こちらとしても、誰がGETするのか楽しみです。

では、よーいドン!

お待ちしております。



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MACS大野楽器・南越谷店
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2015年6月26日金曜日

オーダーピック




皆様こんにちは。


ギター本体のオーダーメイドも得意としている当店ですが、
本日はピックのオーダーメイドについてのご紹介です。

「オリジナルピックのオーダーメイド」というと、
ギターやベースを演っている方なら、一度は考えた事があるのではないでしょうか?

そんな方にも参考になればと思います。


今回オーダーを頂いたお客様は、
当ブログではお馴染みの、南越谷にあるアメリカンカジュアルのセレクトショップ
MUSHMANS(マッシュマンズ)様です。


今回は「ショップロゴを金文字で入れたピックを」とのご希望でした。
元々完成度の高い、カッコよいロゴなので、こちらとしても期待が膨らみます。


しかし、かなり細密なデザインで、印刷(箔押し)で表現出来るかが問題でした。

工場の職人さんはもちろん、デザインの打ち合わせをして頂いたメーカーさんの
努力のおかげで、良い物が出来ました。
ありがとうございました。



早速ではありますが、出来上がりをお見せしたいと思います。


細かなスペックは、
ポリアセタール素材の黒。
厚みは2種類で0.8mmと1.0mmです。

写真左が1.0mm、右が0.8mmです。
ロゴの向きで見分けるという具合です。

しかも、この方法だと、ロゴの版が1つで向きを変えただけなので、
2種類なのに版代は1つ分で済んでしまいます。
お得ですよね!

毎回この裏技が可能かはその時その時でご相談ですが、
出来る限り対応して貰える様に頑張って交渉しますので、
是非ご相談下さい。



ロゴは金文字の箔押しとなっております。

どうですか?
細かな文字までしっかりと再現されていますよね。
通常はここまで細かいデザインだと、
潰れてしまったりするものなのですが、綺麗に箔押しされています。



最低発注単位は50枚ですが、
一度版を作ってしまえば、二度目からは版代金は掛かりません。

その版をメーカーさんが管理してくれるのですが、
その為に必要なのが、写真に写っているカードです。

ちゃんとしてますよね。

さすがは60年代から続く老舗メーカーです。





それなりに長く楽器を弾いていると、使用するピックも決まってきますよね?
そんな方なら50枚という単位もそれ程ハードルの高いものでは無いのでは?

バンドのロゴや、お名前、イベントロゴなど、オリジナルデザインでピックを作ってみませんか?
著作権に絡むものでなければ大抵の物は印刷出来ますよ。


今回の現物はMUSHMANS」店頭にありますので、
気になる方は是非足を運んでみて下さい。







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埼玉県越谷市南越谷1-16-10
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2015年6月25日木曜日

ダイアモンドインレイ!






皆様こんにちは。

先日このブログにアップした「Gibson J-45のご先祖様ご来店!」の記事は多くの方に見て頂けた様で、ありがとうございました。



「エレキギターコーナー」も「アコースティックギターコーナー」に負けてはいられません!

エレキギターコーナーには最近お問い合わせ数が急上昇しているブランド、、、


コレが入荷してまいりました。そう、「ZEMAITIS」です。ケースからしてカッコよいですね。

本体を見る前からケースを語るのもどうかとは思いますが、
このケース、写真では普通の黒いケースの様に見えてしっまていると思いますが、
実物は、濃い目のグレーの生地に黒い模様が木目のように入った珍しい合皮レザーに、
金文字で「A.C.ZEMAITIS.」のロゴが入り、ロック部分も全てゴールドパーツというゴージャスな
仕様になっております。



さてケースに関してはこの位にして、早速本体を見てみましょう!







「C24SU BLACK PEARL DIAMOND」

通称インレイフロントと言われるモデルですね。
ボディ外周を彩るインレイが美しいコントラストを生み出すと共に、
只ならぬ雰囲気と高級感を感じさせます。

特徴的なダイアモンドインレイも
このシリーズを代表とする柄ですね。
「ゼマティス」と聞いて「メタルフロント」と共にこのモデルを
思い描く方は非常に多いと思います。




ボディーと同じダイアモンドインレイが12フレットにも入っています。

ジュラルミンから削りだしたブリッジ&テールピースにも
ゼマティスのアイデンティティーを感じられます。

もちろん見た目だけではなく、音響特性にも優れています。

指板も黒々としっとりしたローズウッドが使用されています。
このゼマティスのなかでは、手の出しやすい価格帯でもある
「カシミアシリーズ」には、やはり個体差も結構ありますので、
選定済みの当店の個体をぜひご覧になって下さい。




ヘッドのダイアモンドプレート&ロッドカバーには
しっかりと彫金が入っています。
こういった細かな部分へのコダワリの積み重ねが
「ZEMAITIS」ブランドの高級感を生み出しているんですね。




Body Material
Nato
Body Shape
Mono-Cut
Neck Material
Nato
Fingerboard
Rosewood
Radius
13 7/8" (350mm)
Scale
25” (635mm)
Frets
24/Medium
Tuners
MH-1904Z
Pickups
D2 Burst x 2
Controls
3-way Toggle Switch, 2 Volume & 2 Tone
Bridge
ZEMAITIS Original Solid Duralumin
Tailpiece
ZEMAITIS Original Solid Duralumin
Color
Black
Finish
Urethane
Case
Hardshell Case


よく、レスポールと比較されることも多いとは思いますが、
この高級感とサウンドはしっかりとした独自性があります。

ぜひ店頭で体感してみて下さい。
ご来店お待ちしております。





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MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
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2015年6月23日火曜日

Gibson J-45のご先祖様ご来店!



皆様こんにちは。

「Gibson J-45のご先祖様ご来店!」
いきなり変なタイトルですみません。。

要するに、1936年に誕生し40年代初期まで生産された、
J-45の前身となるモデルJ-35が入荷しましたということです。


もちろん今回もバッチリ選定をしています!
いつもサラッと「選定」と言っていますが、実はこの「選定」を実施しているお店は
非常に少ないです。

コストや手間が掛かりますからね。

でも、大野楽器では、頑張って「選定」しております。

と、前置きはこの位にして、、
Gibson J-35 ご紹介していきましょう!



今回はメーカーさまのご協力で、
3本の中から選定させて頂きました。
既にこの3本もメーカー側での選定をされた選ばれし3本なんです。

なので、選定は甲乙付けがたく、非常に難しいですね。

本当はこの状況をお客様にも味わって頂きたいのですが・・・

今回はお客様の代わりに選ばせて頂きました。

もちろん、お客様の注文などがあれば、
お客様立会いの下で選定する事も可能なので、
是非ご相談ください。




そして、今回選ばれし1本は・・・









こちらです。

いかがでしょう?
シンプルなナチュラルカラーのアコースティックですが、
シルエットがしっかりとGibsonを主張していますね。

このラウンドショルダータイプ
1936年〜1943年まで非常に短命な時期に生産された希少モデル
を再現しています。



ヘッド部には、
オールドギブソンに見られるスクリプトロゴを採用。

そして中央には、ONLY A GIBSON IS GOOD ENOUGH」
「満足出来るのはギブソンだけ」
という自信溢れる言葉が刻まれたバナー。

そして、当店ではいつもの事ですが、
黒々としたローズ指板
是非他店様のJ-35と比較してみて下さい!
結構白くて、詰まりの悪い指板が多く存在していますよ。



タイガーストライプ柄のスモールガード。

「レクタンギュラーブリッジ」と言われる
シンプルな長方形のブリッジ。

J-45とは違い、レクタンギュラーブリッジを採用する事で、
J-35らしいレスポンスの良さを生み出しています。


ん・・・
このサウンドホールの端に付いている黒いのはなんだ?
ダイヤルみたいだけど・・・




実はこれ、ボリュームなんです。

と、いうことは、

このJ-35は、もしかしてエレアコ?



そうなんです。エレアコなんです。
アンプに通せるんです。

L.R.Baggsというメーカーの
Element Active System
というピックアップが搭載されているんです。

このピックアップ、サウンドが良いだけではなく、
取り付けも非常にスマートで、見た目には
エレアコかどうか解らない位です。




とここまでJ-35のご紹介をさせて頂きましたが、いかがでしょうか?
結構世間では、値段だけを見てJ-45の廉価版でしょ、なんていう言葉も聞こえてきますが、
決してそんなことはございません。

J-45にはJ-45のキャラクター、J-35にはJ-35のキャラクターがあるので、これはプレイヤー自身の好みで分かれる部分だと思います。

現在、大野楽器では、両方のモデルがありますので、是非その違いを体感しに来て下さい。
お待ちしております。



◇ Specs. ◇
Body Top : Sitka Spruce
Body Back & Side : Mahogany
Neck : Mahogany
Fingerboard : Rosewood , 12" Radius
Scale Length : 24.75 inch / 628 mm
Bridge : Rosewood , Traditional Rectangle
Pickups : L.R.Baggs Element
Controls : Volume







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2015年6月22日月曜日

夏楽器!



皆様こんにちは。

本日は打楽器のご紹介をさせて頂こうと思います。



最近はテレビの音楽番組などでも目にする機会の増えた打楽器「カホン」です。

アコースティック楽器との相性も良く、持ち運びも手軽で、特に難しい調整なども要らないので、
これから夏にかけては、ストリートミュージシャンの方々からの需要もグッと上がる楽器なんです。


そこで、大野楽器では、数あるカホンブランドの中から厳選し、

DeGregorio」通称DGディージー
というスペイン製のカホンをほぼ全ラインナップ展示中です。

DeGregorioとは、伝統的な製法を受け継いでいるスペイン最高峰のブランドであり、
国内外のミュージシャンの使用率も高く、今最も注目されているカホンブランドです。



カホンはこの1個でバスドラム、ハイハット、スネアのサウンドを出します。

DeGregorioのカホンはしっかりとしたロー(低音)と
抜けの良いハイ(高音)がしっかりと分離されていて、
バスドラムとスネアの感覚を表現しやすいです。

シンプルな楽器だけに、この部分が最も重要です。

初めての方もサウンドの切り替えをしやすいので、
ビートを刻む感覚を掴みやすいと思います。




そして・・・
今回、メーカーさんの協力で、お買い上げの方には、

キャリングケースを無料でサービス致します!

是非この機会をお見逃し無く!

店頭で試打も出来ますので、是非ご来店下さい。
お待ちしております。




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2015年6月21日日曜日

梅雨対策!



皆様こんにちは。

ここ最近は雨の日も多く、梅雨らしくなってきましたね。
毎年このあたりから、夏にかけて一気に乾燥時期から湿度過多に変化していきます。

皆様もご存知の通り、楽器は湿度に敏感に反応してしまう物です。

そこで、大野楽器南越谷店では、梅雨対策コーナーを展開しております。


まず、ギターケースの中の湿度を管理する「湿度調整剤」です。


ネックの状態を良好に保つ効果があるだけではありません。

当店ベーシストに言わせると、
湿度調整剤を入れておかないと音抜けが悪くなるそうです。

確かに、練習やライブで汗で湿ったうえ、
季節がら湿気も多い環境で
そのままにしてしまっては弦もどんどん錆びてしまいますよね。

意外と軽視されがちな「湿度調整剤」ですが、
新品のギターがメーカーさんから送られて来る時には、
必ずと言って良い位、湿度調整剤が入っています。

倉庫や運送トラックなどの過酷な環境から楽器を守る為ですね。

それはもちろんコストになるので、
意味が無ければ入れないですよね。
それだけ実は効果があるという事です。

今まで使用した事のない方も今年から導入されてはいかがでしょうか?



続きまして、弦の梅雨対策です。
もうこれは、ズバリ、コーティング弦を使うのが最も効果的です。
上の写真はコーティング弦の代表とも言うべき「エリクサー」です。

手汗などにも強いので、湿気にも当然威力を発揮します。

コーティング特有の手触りや、サウンドがちょっと・・・
という方もいらっしゃるとは思いますが、
梅雨時期だけでも使ってみてはいかがでしょうか?

買値は通常弦より割高ですが、
ランニングコストで見ると間違いなくお得です。



エリクサーは高くて・・・
なんて方もいらっしゃると思います。
特にベース弦は高額なので、
ついつい無理矢理錆びたまま使ってしまいますよね。

そんな方に朗報です!
なんと
1000円代で買えるコーティングベース弦が発売されています!

エリクサーに比べ、やや持ちが悪いものの、通常弦に比べると
明らかに長持ちします。

楽器の本数が多い方は特に助かりますよね?





続いて、持ち運び時の雨対策です。
いくら湿度に気をつけていても、
楽器を濡らしてしまったら意味がありません。
そこで、登場するのが、
「楽器用レインカバー」です。


ギグバッグのポケットに納まるコンパクトなサイズです。
ポーチの様な見た目の蓋を開け、中身を引きずり出します。


ヘッド側から被せていき、
ボディーエンドまでしっかりと被せます。
ちょうど背中部分は空いているので、
普通に背負う事が可能です。



表側は完全にガード。
撥水加工はされていますが、
防水スプレーなどでより効果を持続できます。

手持ち部分もチャックから出せます。
ちなみにこのチャックも防水チャックになっております。
様々なケースの持ち手位置に合わせる為、
チャックは長めに付いています。

もうこれで、雨も怖くないですよね!
ゴミ袋ともお別れですね。




こんな感じで「梅雨対策」をご紹介させて頂きましたが、
梅雨が過ぎてもゲリラ豪雨やら台風やらの季節がやってきます。

レインカバーは台風シーズンには毎年売り切れるので、
お早目の準備をオススメします!


この時期調子を崩す楽器も多いと思いますので、調整等も是非ご相談下さい。






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2015年6月11日木曜日

シンプル・リーフ



皆様こんにちは。


最近お問い合わせが多くなっております、「ZEMAITIS」の入荷がございましたので、ご紹介させて頂こうと思います。


前回入荷した「C24MF」(前回の記事)もおかげ様でお客様の元へ旅立って行きました。
ありがとうございました。


ご検討頂いていたお客様も他に数名いらっしゃいましたので、当然再入荷させたい所なのですが、
残念ながらメーカー欠品中で、入荷はかなり先になるとの事でした。

しかし、その代わりに、新製品のC24MF SIMPLE LEAFが入荷しました。

もちろん、今回もバッチリ選定しております!



「SIMPLE LEAF」という名の通り、
彫金は控えめな印象です。
この位の方が落ち着いていて良いと
感じる方も結構いらっしゃるのではないのでしょうか?

前回の「C24MF」と同様、ボディ・ネックにはナトー材をしています。
お買い上げ頂いたお客様も言っていましたが、
見た目の金属的なイメージのサウンドではなく、
むしろ、暖かさと抜けを両立させたバランスのとれたサウンドです。


前回店頭でお客様から重量に関して多く質問されました。
重量は3.6Kgで、平均的なレスポールより軽く、
どちらかと言えば、ストラト寄りの重さです。
重くない所もまた魅力ですよね。




彫金の深さもしっかりあります。
また、シンプルが故にヘアラインで仕上げられたジュラルミンの
質感もしっかりと感じられます。

実は、この飾りと思われがちなジュラルミンプレートが
輪郭とも言うべき高域部を生み出しているのです。


当店での選定をしておりますので、
ローズウッドの指板も黒々と詰まっている物が使用されています。

もちろん、オイルなどを塗って誤魔化したりはしてませんよ(笑)



ヘッドには、ZEMAITISを象徴するダイヤモンド・プレート

緻密な彫金が施されたロッドカバー。

ボディには、ジュラルミンから削りだされたブリッジやテールピース。

金属製の重さのあるコントロールノブ

など、各パーツ類にもこだわりが感じられます。




このルックス、サウンドの両面で非常に魅力のある
ZEMAITIS C24MF SIMPLE LEAF
是非店頭で体感して頂ければと思います。

お待ちしております。


Body Material
Nato with Aluminum Plate
Body Shape
Mono-Cut
Neck Material
Nato
Fingerboard
Rosewood
Radius
13 7/8" (350mm)
Scale
25” (635mm)
Frets
24/Medium
Tuners
MH-1904Z
Pickups
D2 Classic x 2
Controls
3-way Toggle Switch, 2 Volume & 2 Tone
Bridge
ZEMAITIS Original Solid Duralumin
Tailpiece
ZEMAITIS Original Solid Duralumin
Color
Natural
Finish
Urethane
Case
Hardshell Case


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2015年6月8日月曜日

飛び道具系エフェクター




皆様こんにちは。
本日は、ちょっと変わったエフェクターをご紹介させて頂こうと思います。


2014年の年末位の発売だったので、特に新製品というわけではないのですが、
オーバードライブなどの歪系とは違い、あまり積極的に紹介されていないので、
あえてこのブログで取り上げてみようと思った訳です。


その「飛び道具」とも言うべきエフェクターとは、



Electro-Harmonix B9 Organ Machine と C9 Organ Machine です。





2機種ともにエレキギターの音をオルガンに変換するエフェクターです。


とさらっと言いましたが、いわゆるギターシンセとは全くの別物で、
専用のインターフェースやピックアップを必要とせず、
普通のエレキギターを普通のエフェクターに接続するのと全く同じ状態で使用出来るのです。





メーカーサイトで動画を使った紹介もしていますが、つい「ホントかよ?」「どうせスゲー上手い外人が弾いてんだろー」とか、「編集がうまいのでは?」などなど思っちゃいますよね。
実際エフェクターに限らず、楽器の音は動画で判断する事はかなり難しいです。

そこで、実際お店に実機を用意して試してみました。

そして、当店でも動画も撮影してみました。

この動画は、iPhoneで撮影し、全く編集などはせずに、そのままブログに貼り付けました。
実際の音は是非店頭で実機にてお試し頂きたいですが、少しでも参考になればと思っております。






感想ですが・・・
一言で言えば、「コレは使える。」

まず、音色のリアルさが素晴らしい
とてもエレキギターから出る音とは思えない。
というか、オルガン奏者が居るとしか思えません。

次に、こういった飛び道具系エフェクターを
使った事のある方は気になるであろう、レイテンシー。
つまり、ピッキングに対する出音の遅れですね。
そのレイテンシーが全く無いわけではないですが、
それほど気になりません。

当店が撮影した上の動画でも、
ピッキングの生音が少し聞こえるので、
そこまで遅れがないのがお解かり頂けると思います。

そして、便利な機能としては
ギターのそのままの音も一緒に出す事が可能なんです。
当店の動画ではギターの音は全く出さず、
オルガンのみを出していますが、
ギターとオルガンを任意のボリュームで混ぜる事が可能です。

上手く使えば1人2役が簡単に出来てしまいます。



個人的には、、
ブルースセッションをよくするのですが、
ギタリストが多く、あまり鍵盤弾きの方が居ないので、
これで代用しようかなと。
そんな用途にも十分応えられます。



B9、C9共にオルガンサウンドを生み出すエフェクターですが、
それぞれ違う音色がプリセットされています。

両方店頭にございますので、是非体感してみて下さい。







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