2015年11月27日金曜日

ECカット



皆様こんにちは。

本日は弊社提携工房から、作業が終了した1本が届きましたので、
ご紹介させて頂こうと思います。

簡単に言えば・・・
エクスプローラーのエルボー部分をカットして、
あのエリック・クラプトンが1974年初来日公演時に使用していた
物と同じ形にする。という事です。

Gibsonからはもちろん、各社「ECカット」タイプのエクスプローラー
を時々限定品としてリリースするほど人気のあるモデルでもありますね。

今月のギターマガジン(2015年12月号)でも特集記事が載っていましたね。


今回は結構使い込まれたコリーナ材エクスプローラーをECカットし、
その切断面を既に経年変化の出ている塗装に合わせて塗装する
という内容でした。

では写真でご覧になって頂きましょう。



資料を元に雲形定規を使い、カットラインを定めていきます。
オリジナルのカットラインをそのままトレースしても、
当時のエクスプローラーとは微妙に外周の形状が
異なる部分もありますので、ある程度はアレンジが必要になります。

要はセンスですね。
職人には、作業の技術はもちろんですが、
この様なバランス感覚も必要なスキルだと思います。



ラインを定めたら、いよいよカットしていきます。
もう、ここは思い切りですね。

貴重なコリーナ材なうえ、お客様の大切なギターなので、
ミスは許されません。真剣勝負です!



見事にカットされましたね。
少し大きめに切ってあるので、
ここから、サンディングで形を整えていきます。



その後、塗装をし、この様な形に生まれ変わりました。

ギクシャクしていたカットラインも、上手くなじんでいます。
重量も思った以上に軽くなり、
取り回しも良く、抱えやすい。

ボディをカットするという大胆な発想、、、
しかし、そこにはプレイアビリティを高めるという
大きな結果を生むものでした。



まだストラップピンは付けていませんが、
断面の塗装をご覧になって下さい。

違和感のない仕上がりになっています。
角の部分の仕上げも自然。
当たり前のことかもしれませんが、
決して簡単な事ではありません。

この後、ストラップピンを取り付け、
全体の調整をし、お客様にお渡しします。




この様な改造も弊社提携工房では可能なので、
是非ご相談下さい。




~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686











2015年11月22日日曜日

特注品。



皆様こんにちは。

おかげさまで、発売から現在までの間、大変ご好評を頂いております
「大野楽器オリジナル 本革ギターストラップ」ですが、

お客様の特注品が出来上がって参りましたので、ご紹介させて頂こうと思います。


基本のデザインはそのままに、素材をヌメ革に変更し、
さらに、もう1つお客様のご希望を盛り込んだ1本です。

とりあえず、写真をご覧になって下さい。


これがそのストラップなんですが、
良く見ると、両サイドにラインが見えますよね。

解りやすく寄った写真でもご覧下さい。




本来の「大野楽器オリジナル本革ギターストラップ」では、
サイドステッチ(縫い目)を入れる入れないを選択出来るんですが、
このストラップにはそのどちらでもない「ライン」が入れられています。

このライン、革製品の用語で言うと、
「念引き」というものなんですが、
ステッチほど存在をアピールする事なく、
シルエットを強調し、引き締まった見た目を演出出来ます。

さりげない感じが非常に良い感じですよね。

一見簡単そうにも見えますが、
ストラップのサイドに対ししっかりと平行に、
かつ、継ぎ目やヨレが無く、
深さ、幅を一定に保つのは
非常に難しく、熟練の職人技とも言えます。



今はまだ新品の白い肌ですが、経年変化で
アメ色へと育っていくのが楽しみですね。



通常モデルの
「大野楽器オリジナル本革ギターストラップ」
も引き続き受注を受け付けておりますが、

この様な細かなオーダーにも
出来る限りお答えします。

是非ご相談下さい。




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MACS大野楽器・南越谷店
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2015年11月15日日曜日

マルチレイヤー



皆様こんんちは。

本日は面白い物が届いたのでご紹介させて頂こうと思います。

弊社提携工房のお話は当ブログでご紹介させて頂きましたが、
続々とお客様からの御依頼を頂きまして大変有難い状況です。

その御依頼の中で、「マルチレイヤーは出来ないの?」という
ご相談を頂きましたので、提携工房にてサンプルの作成を致しました。

まず、「マルチレイヤー」についてご説明させて頂こうと思います。
「オーバーカラー」「オーバースプレー」「オーバーラッカー」などなど
色々な呼ばれ方をしてます。

60年代に、Fender社の基本カラーであるサンバーストカラーの
上から別の色を塗り、カスタムカラーとして販売された物の事です。

なぜその様な事をしていたのかというのは諸説ありますが、
基本的には、基本カラーであるサンバーストの在庫が過多の時に
別色のオーダーが入り、上から塗り直したという事だと思われます。
使い回すにしろ、剥がして塗りなおす事をしないあたりが、アメリカンですね(笑)

とはいえ、そんな生い立ちの「マルチレイヤー」物は年数が経ち、
ビンテージと言われる様になった今では、レア物感も手伝い、
人気があり、価格も高騰していますね。

そんな状況から、今では当時の「マルチレイヤー」を模したモデルも発売
されています。


と、前置きが長くなりましたが、サンプルをご覧下さい。

マルチレイヤー リフィニッシュ レリック加工

こちらがそのサンプルです。
サンプルなので、端材に吹いてもらっています。

お客様の希望で、サンバーストにホワイトが
オーバーカラーされています。


もう少し塗装面の具合を見やすく、
近くに寄ってみましょう。

マルチレイヤー レリック加工

近くから見るとこんな感じです。

手前が木肌、その上にサンバースト、
そしてトップにはホワイト。

しっかりとクラックも入っていますね。


マルチレイヤー クラック

クラックの具合はこの様な感じです。

もちろん、ホワイトの部分にはムラをわざと付け、
焼けを表現しています。

通常のホワイト1色のボディも悪くはないですが、
何となくのっぺりとした印象になりがちですよね。
それがマルチレイヤーだと、表情が付いて、
風格が出て、説得力も増しますね。


ちなみに、弊社提携工房でのマルチレイヤーは、
お客様の塗り直したいギターが元々
サンバーストのギターであっても、一度塗装を全て剥がし、
新たに一から吹きます。

それは、マルチレイヤーという塗り重ねの技法
だからこそ、なるべく薄く仕上げたいという事と、
元々の塗装はラッカーと言っていても、
下地から完全に100%ラッカーとは
言い切れないからです。


サンプルは店頭にありますので、
お手に取り、じっくりとご覧になって頂くと、
リアルさを感じれると思います。

ご来店お待ちしております。






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埼玉県越谷市南越谷1-16-10
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2015年11月13日金曜日

はじまりました!



皆様こんにちは。

Fender製品の取り扱いに関しては先日
当ブログで発表させて頂いた通りなんですが、

いよいよ入荷が始まりました。
心待ちにしてされていた方々、お待たせいたしました。

順次入荷はありますが、お取り寄せも可能ですので、
もし心に決めたモデル等ありましたら、お気軽にご相談下さい。



フェンダー 入荷

やっぱりこのロゴの段ボールを見るとテンション上がりますね!



そして、色々入荷した中から侮れない一品をご紹介させて頂こうと思います。


その商品は、分類で言えば「自宅練習用ベースアンプ」です。

その名も Fender Rumble 15 です。


まずはルックスからご覧下さい。

Fender Amp Rumble15

前モデルに比べ、圧倒的にFender色の強い外観です。

参考までに旧モデルはこんな感じ・・・。
まぁ好みだとは思いますが、
やはりFenderのアンプと言えば、
パンチングメタルよりサランネットの方が
イメージに合いますよね。



Fender エンブレム

伝統的なエンブレム。
家庭用アンプとは思えないこの雰囲気。


Fender Rumble15

コントロールはシンプルそのもの。

1ボリュームに3バンドイコライザー。

そして便利機能として
外部入力(AUX)を搭載し、
MP3プレーヤーなどを接続可能。
お好きな音楽を流しながらそれに合わせて
練習なんて事が手軽に出来てしまうんです。

そして、夜の練習に便利なヘッドフォン端子もあります。
こちらにヘッドフォンを挿す事でスピーカーからの音は
出なくなりますので、静かに練習する事が出来ます。


ここからはインプレッションですが、、

まず一言で言えば、「家庭用と侮るなかれ!」です。

15Wとサイズは小さいものの、
クリアでしっかりとした低音が出ます。

そしてツマミをフラットにしていても、
各帯域のバランスが非常に良いです。

正直ワタクシも家庭用のベースアンプって
全然ベースの音がしないんだよなぁ・・
という印象しかなかったので、これには驚きました。

当店のお客様からも、小型で良い音のするベースアンプが
無いから家ではアンプ使用を諦めて、生音で弾いてるよ、、
というのをよく耳にしていました。

そんな方にも自信を持ってオススメ出来ます!

是非お試し下さい。






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2015年11月12日木曜日

エフェクターボード。



皆様こんにちは。

これまでも当店では多くのエフェクターボードを組み込んできましたが、
なかなか写真を撮るタイミングが無く、今回やっと写真を撮る事が出来ました。

今回のお客様はベーシストです。
お客様のご要望を聞きながら進めるのですが、
エフェクターボードのシステムを組んだ経験が無い方の場合は
現実的には無理のあるプランであったりする事も多いので、
当店の方からもしっかりとアドバイスをさせて頂きつつ組み込みを進めていきます。





まずは、お客様のエフェクターが全て納まるであろう
エフェクターボードのサイズを見極めます。

このサイズ決めが意外と難しく、
皆様は「ギッチリにして欲しい」と言うのですが、
実際エフェクターにはIN、OUTそれぞれのプラグ、
そして電源アダプターの入力と3箇所も端子があるので、
何も接続していない時に比べてかなり場所を食うんです。
なので、そのプラグなどのスペースを意識しつつ、
配線の通る余裕も考えながらボードのサイズを決めます。

上の画像はそれを解り易くしたものです。
エフェクター本体のサイズは明らかに
右のものが大きいですよね。
しかし、入出力関係の端子を挿すと、
大きいはずの右のエフェクターの方が
省スペースですね。
ちなみに赤線の枠は同じ大きさです。
左ははみ出していますね。
ご理解いただけましたでしょうか?


こんな落とし穴があるので、
ほとんどのお客様が元々イメージしているボードより
1サイズ大きくなる事が多いです。


その後、一番上の写真の様に実際にエフェクターを配置して、
配線作業をスタートしていきます。






キッチリの長さのケーブルを作って、
重なりなどもなるべく美しく見える様に配線していきます。

まるで車のエンジンに付いているエキマニの様ですね。

綺麗な配線は、見た目だけの為ではなく、
トラブルの抑止にも繋がります。

なぜなら、、
美しく配線する為には無理に引っ張られたり、
逆に余り過ぎていたりが無いようにしなければいけません。
そして綺麗に合わさったケーブルはお互いを支えあう
ので、抜けにくく、負担も分散されるからです。



その後、お客様にサウンドチェックをして頂き、
電源関係の纏めを行い、仕上げます。

お客様にも満足して頂けた様で何よりです。



エフェクターボードのシステム。
ご自分でトライして上手くいかない
という方も多いのではないでしょうか?
今までもそういったお客様からの
ご依頼が一番多い気がします。

当店では、プランニングから、組み込み作業まで
行っておりますので、是非ご相談下さい。

美しく纏められた配線、、
見ているだけでも満足出来ますよ(笑)

お待ちしております。




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MACS大野楽器・南越谷店
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2015年11月9日月曜日

ミリ?インチ?・・・



皆様こんにちは。
本日はパーツのお話です。

店頭でお客様から質問される内容で、比較的多いのが、
「ボリューム、トーンノブを無くしてしまったけれど、どれが合うのか?」
といった質問です。

パーツのコーナーには色々な種類のノブが置いてありますが、
一番頭を悩ませるのが「ミリ」「インチ」どちらが適合するのかという事だと思います。

自分のギターが「ミリ」なのか「インチ」なのか・・・?

よく世間で耳にする判断基準が、ギターの製造国がアメリカなら「インチ」で、
日本製や中国韓国などのアジア製なら「ミリ」と言いますが・・・はたして・・・。

正直、ミリ規格で造っているギターでもボリュームPOT本体がインチの物を使っていたら
ノブはインチになる訳ですし・・・。

しかも、中古で手に入れた楽器の場合は消耗品でもあるボリュームPOTを
前オーナーさんが交換修理をしていたら、ドコ製なのかでは判断出来ませんよね。

実際そんな感じでご購入されて合わなかったというお客様も多い様です。

そこで、簡単な判断の仕方をお教え致しますね。




まず、ボリュームPOTの先端を見てみましょう。

ギザギザの部分が左のPOTは間隔が大きく、
右のPOTは間隔が細かいのがお解かりになると思います。

左は山が14個。右は山が20個。

このギザギザのピッチの細かさで判断するのが最も簡単です。

左のPOTが「ミリ」、右のPOTが「インチ」です。

お店に来る前にまず、この先端のギザギザをしっかり確認しましょう。



今度はノブを裏から見てみます。

2つとも全く同じに見えますが、
よく見ると、穴の中のギザギザの細かさが違います。
ここで判断できますね。

左が「ミリ」、右が「インチ」です。



そして、ストラトなどによく使用されている
すこし柔軟性のある素材のノブは、
ギザギザが無く、ギュッと押し込んで固定する
「ミリ、インチ兼用」
といった物もあります。

「全部兼用にしてくれー」
という声も聞こえてきますが、
レスポール用などの透明感のあるノブは
素材に柔軟性が無く、粘りが無いので、
無理に押し込むと簡単にピキッと割れてしまうので
兼用を作れないんです。


よく解らないという方は、楽器ごとお店にお持ち頂けると確実です。
お気軽にスタッフにお声がけ下さい。




ここからは余談ですが・・・・・。



上の写真はどちらも「インチ」のレスポール用ノブですが、、

同じレスポール用ノブでも裏から見ると、
数字が彫ってあるものと、そうでないものがあります。

これを表から見てみると・・・・。



こんな感じです。
気にしない人にとってはどうでも良いお話ですが・・・。

数字を裏から彫ってあるノブは、
表から見ると浮き出て立体的に見えますね。

数字を彫っていないノブは印刷した感じで、
平面的な見た目の印象です。


ビンテージをはじめ、少し古めのギターには彫ってある
文字に立体感のあるノブが使用されていました。

工程としては、、
まず、あらかじめ数字が彫られた
無色透明の樹脂で出来たノブに、
白い塗料でスミ入れします。
余計な所に付いた白い塗料を拭き取り、
その後ブラスパウダー塗装でゴールドに塗り上げます。
ノブ1つに中々の手間を掛けていますよね。


しかし、近年ではあまり見かける事も減り、
コストダウンの為なのか、
ほとんどのギターが印刷されたノブになってしまっています。

もちろん昔に比べ印刷技術が向上したという側面もあります。
でもなんか違う。。。。
そう思うのは私だけでは無いはずです。

どちらを付けていても、
視認性なども大して変わりはありませんし、
ギターのサウンドに至っては全く変化はありません。

でも、、

せっかくの自分の愛器です。
とことんこだわっていきましょうよ!





当店ではこちらの彫り文字のタイプのノブも
在庫しておりますので、
気になってしまった方、お待ちしております。








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MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
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2015年11月2日月曜日

意外と知られていないパーツ。



皆様こんんちは。
本日は少しマニアックなお話です。

ギターの世界でも日々新たなモノが発売されています。
しかし、良いモノでもあまり皆様に知られる事無く消えていってしまう
といった事も結構あります。

今回ご紹介させて頂くモノは、
メーカー様には失礼ですが、まさにそんな感じ・・・。
実に目立たないパーツです。

業界の中でもあまり評判なども聞くことが無く、
問屋さんでさえあまりよく解らない様です。。


しかし、製造メーカーの発表している情報を見ればみるほど、
非常に気になるので、実際に発注してみました。


その名も、、GOTOH  C・A・R・D-6 です。

簡単に言えば、ペグを安定させるパーツです。

ペグはチューニングに関わるとても大切なパーツですよね。
チューニングの精度を高めた高性能なペグも各社から発売されていますね。
と同時にそういった高性能ペグは基本全交換なうえ、見た目も全く違うモノに
なってしまいますよね。

しかし、GOTOH  C・A・R・D-6は、
見た目も変えずに、今付いているペグをそのまま使用し、
グレードアップするパーツなんです。

ではご覧になって頂きましょう。

ペグ チューンナップ C・A・R・D-6 GOTOH

見た目はこんな感じです。
どちらにしても取り付けてしまうと
全く見えなくなります。

素材は軽量かつ強靭なカーボン繊維を配合した特殊樹脂です。
確かに手にしてみると、非常に軽量で、
ほとんど重さを感じません。

質感は、樹脂特有のしなり、粘り等はほぼ無く、
かなり硬質な感じです。


ペグ チューンナップ

取り付けは、
まず、弦を外し、ペグを止めているネジを外します。

このネジはとてもナメ易いので、
ゆっくり慎重に、気をつけて外して下さい。


ペグ C・A・R・D-6 GOTOHペグ チューンナップ GOTOH

外したペグに被せてみます。

まず、ペグの裏はプレスしたままの形状ですので、
ヘッドに対して面では接することは無いのが良く解ります。
それが、C・A・R・D-6を使用すると、
ペグ裏のデコボコとした部分が完全に平らになり、
面接触させる事が出来るようになります。

あとは、ペグポスト(丸い棒の部分)下部を
筒状にホールドしているのもよく解ると思います。
コレはペグポストの上部はブッシュで押さえ、
根元はC・A・R・D-6で押さえ、
双方から支える事により、ポストのぐらつきを軽減します。


ペグ ぐらつき解消

ペグを全て取り外し、
ポスト穴に嵌めていきます。
結構タイトですが、さすがは日本の精度です。
ピタッと嵌ります。

逆に、ギター自体の精度がイマイチな場合は
ネジ穴などを開けなおす必要が出てくるかもしれません。


ペグ チューンナップ C・A・R・D-6 GOTOH

全てのポスト穴にC・A・R・D-6を嵌めた後、
ペグを元通りに取り付けます。

通常のこのタイプのペグは、プレス成型のエッジが
ヘッド裏に食い込んでしまっているものがほとんどですが、
C・A・R・D-6のおかげで面で支えているので全く食い込みません。

表裏両方からペグポストのセンターを出しているので、
ペグ本体の位置が矯正され、綺麗に並んでいますね。

そして、ご覧の通り見た目は全く変化しません。


体感としては、まずペグの回りが軽くなりました。
メーカーさんによるとペグが密着する事で弦振動の伝達が
良くなるということですが、そこに関してはハッキリとした体感
は出来ませんでしたが、密着しているのは取付時に解っているので、
間違いないと思います。


音が劇的に変わる事を期待されると
ちょっとガッカリされるかもしれませんが、

「チューニングの安定。」

この1つだけの結果でも十分に満足出来るパーツだと思います。
なにせ、\1,500(税別)で今付いている
ペグの性能がアップするんですから。




C・A・R・D-6はGOTOH製ペグSD91もしくはSD90に対応しています。
その他のペグには取り付け出来ませんのでご注意下さい。
良く解らない方はご相談下さい。





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