2016年5月30日月曜日

マルチレイヤー完成!





皆様こんにちは。

以前に当ブログでご紹介させて頂いてから、何人ものお客様に
「あのマルチレイヤーのギターは出来上がったの?」
と聞かれる事も多く、皆様結構興味を持たれている様でしたが、
ようやく完成して参りましたのでご紹介させて頂こうと思います。


以前の記事(マルチレイヤーについて)はこちら


それでは、まず作業の途中を御覧下さい。


マルチレイヤー レリック
元々サンバーストカラーでしたが、
かなり分厚く、カラーもリアルで無かった為、
塗装を全て剥がし、
再度よりリアルなサンバーストに塗りなおします。
写真からも伝わる素晴らしいサンバーストカラーです。

マルチレイヤー レリック
バインディング(白いふちどり)部分
のマスキングを剥がしていきます。
剥がすごとにクッキリ浮かび上がるラインが
気持ちいいですね。

その後、乾燥を待ち、上から白を吹いていきます。。
が、、あまりにサンバーストが綺麗に出来ているのでもったいない。。。
通常であればここで乾燥したら完成なんですが。。。
マルチレイヤーはまさに2度手間仕上げとも言えますね(笑)


マルチレイヤー レリック
やっちまいました。。。
上から白を吹いています。。。
ちなみに、最終的にサンバーストを大きく露出させる部分は
液体マスキングで隠蔽してあります。
(写真右上部分のモヤっとしている部分がそれです)
それにしても手間が掛かります。

その後、下のサンバーストが完全に隠れるまで白を塗り重ねていきます。
それが終わったらまた乾燥です。。

乾燥したら今度は液体マスキングを剥がし、傷やクラック、細かな剥がれ
などの「レリック加工」を施していきます。

が、、、ここでその技法は公表しません。

どうやっているんだろう?と色々考えるのもまた楽しいと思いますし、
手品もタネを明かしたらつまらないのと同じです。

ただ、これだけは言えますが、やり方を知っても真似は困難と思われます。
非常に繊細で熟練の技が必要なんです。



という訳で、いきなりですが、完成写真を御覧頂きましょう!


マルチレイヤー レリック
全体です。
ビンテージホワイトが剥がれ、
サンバーストが露出して、
更に一部木部も見えています。
※今回はボディーとパーツのみのご依頼なので、
ネック(ヘッド)は全く手をつけていません。
いずれネックもやりましょう!

もっと近くで細部を見たいですよね?
是非細かなディティールも見てください。

マルチレイヤー レリック
クラックもビシッと入り、塗装の剥がれかたもリアル。
擦って剥がしている某有名メーカーのマルチレイヤーとは
リアルさが全く違いますよね。


マルチレイヤー レリック
ボディーバックはベルトのバックル傷を表現しています。
ここはボディ中央付近なので、
サンバーストの黄色い部分が見えていますね。


マルチレイヤー レリック
ビンテージホワイトの部分も白さが強い部分と
黄ばみの強い部分とがあり、
本物のビンテージと見間違えそうです。


いかがでしたか?
レリックも好き嫌いはあるとは思いますが、
ただ単に汚いギターなのではなく、
「美しく汚い」を目指して製作しておりますので、
かなりの説得力を感じていただけるのではないでしょうか?

結構写真加工でそれっぽく見せている工房などもありますが、
このブログの写真は携帯、しかも今時iPhone4S(古っ)のカメラで撮り、
完全無加工で掲載しております。


店頭にレリックサンプルギターもご用意しておりますので、
気になる方は是非ご来店下さい。






~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686









2016年5月24日火曜日

ローズウッドの誘惑。



皆様こんにちは。
今月は先月に引き続き新たにギターを始められるお客様のご来店が多く、
弊社決算も重なり、非常に慌しくしております。
そんな中でも相変わらず選定はしっかり行なっていまして、
今回も自信を持ってオススメ出来る1本が入荷して参りましたので、
ご紹介させて頂こうと思います。


今回選定しましたギターは、、

「Gibson J-29 Roosewood」 です!

「J-○○」というと、やはり人気、知名度共に「J-45」が真っ先に挙げられる
とは思いますが、今回の「J-29」はギブソンアコースティックの歴史の中では
かなり新しいモデルで、2014年頃から出回り始めました。

正直シルエット的には「J-45」と変わらず、伝統的なラウンドショルダー(なで肩っぽいデザイン)
を採用しているので、何が違うのか解らずに、ただの廉価版と
思っている方もいらっしゃるとは思いますが、
実は決定的に「J-45」とは違う部分があるんです。

それは、、サイド&バックにローズウッドを採用している点です。

通常Gibsonといえば「J-45」の様にマホガニーをイメージしますよね。
又、ローズウッドといえばMartinというのもよく言われている事ですが、
Martinはちょっと繊細ですよね。

この「J-29」はあえてローズウッドを採用する事で、
従来のGibsonのダイナミックな響きはそのままで、
マホガニーモデルより明らかに明瞭感がアップし、
レンジが低音、高音共に広がりGibsonファンにとっては新たな選択肢を得られる
結果となっております。

ワタクシも選定しながらその音色に魅了されました。
もの凄く簡潔に言えば、「欲しい帯域が素直に出せる」感じです。


では御覧頂きましょう!
まずは、選定の模様です。

Gibson J-29
今回は在庫の都合上2本のみでの選定です。
この2本だけでもかなり差があるんです。

選定は、傷などのチェックはもちろん、
サウンド、弾き心地、木材の質などを見ていきます。
ブログ上ではサウンドの差をお伝えする事は難しいので、
とりあえず木材の材質の差だけでも解って頂ければと思います。


Gibson J-29
こちらが今回落選した個体です。
ローズウッド指板が少し荒いというか、
詰まりが甘いというか、
色味も悪いですね。
下の写真と比べて下さい。

Gibson J-29
詰まりも良く、しっとりと黒く、
ローズウッドのお手本的な状態です。
比べなければこんなもんかなと思いがちですが、
これだけ違うんですよ。
もちろん写真加工は一切していません。
カメラもただの携帯電話カメラです(笑)

お次は、サイドバックのローズウッドの差を御覧下さい。

Gibson J-29
こちらが落選した個体です。
これ単体では決して悪くは無いと思いますが、
これまた、やはり比べると・・・
下の写真を御覧下さい。

Gibson J-29
ちょっと解りにくいかもしれませんが、
こちらの方が色も良く、
程好く固く締まりがあります。


いかがでしょうか?目視だけでも大分差を感じて頂けたのではないでしょうか?
もちろん楽器なので、サウンドが最も大事なのですが、
意外にもこの見た目での差がサウンドにも影響を及ぼします。

今回のケースでは、ローズウッドなので、
詰まり具合によって、音の立ち上がり方や輪郭などに特に関係してきます。

この2本を比べると、選定品の方が明らかに音がクリアに抜けてきます。
立ち上がりも早く、これぞローズウッドというキャラクターが前面に出ています。

実際たまたま選定中に訪れたお客様にも体感していただきましたが、
かなりの差にビックリすると共にご納得頂けた様でした。


では選定品の全体写真です。

Gibson J-29
シンプルなルックス。
その中にもGibsonを主張する
伝統的な「ラウンドショルダー」
トップ材のシトカスプルース材も美しい。

Gibson J-29
ヘッドにはもちろん「Gibson」ロゴ。
ロッドカバーには「2016」と入っていますが、
これはお好みで無地の物に付け替えも出来ます。
この2016年モデルは、指板のサイドを少し丸める
ロールドエッジの採用で弾き心地も格段にアップしております。


最後にはなりましたが、この「J-29」エレアコとしても使用出来ます。
しかも、以前のモデルよりアップグレードしたコントロールとして、
L.R.バッグスのElement VTCが採用され、ボリュームだけでは無く、
トーンコントロールも可能となりました。
これはライブなどの実戦では嬉しい機能ですよね。



店頭に御座いますので、是非Gibson J-29 の
「ローズウッドの誘惑」を体感しに来て見て下さい。





~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686









2016年5月6日金曜日

とことんこだわる。




皆様こんにちは。
本日はとことんマニアックなお話になりますがお付き合い下さい。

以前、当ブログに掲載した大野楽器オリジナルエレキギター
「ストラトポール」ですが、その際にも言っていた事なんですが、
ワタクシがどうしても納得いかない部分があったんです。

その時の記事はこちら。
http://macs-ohno.blogspot.jp/2015/10/blog-post_24.html

ご説明いたしますと。。。

「ストラトポール」は
56年レスポール・ゴールドトップと呼ばれるモデルと、
61年ストラトキャスターの2種を混ぜたギターなんです。

つまり、シルエットはストラトキャスターで、パーツなどは
ゴールドトップの物を採用しているんです。

そこで、出来れば上記の過去の記事を読んで頂きたいのですが、
要するにバックパネルの色が気に入らないのです。


ストラト バックパネル
これがその気に入らないバックプレート。
一応レリックもしてあるんですが、
マホガニーカラーのボディーカラーとの
コントラストもキツくてなんだかチープにも見えます。
弦を通す部分の穴の空き方も気に入りません。
弦は通しやすくて便利なんですけどね。。。


今現在世間で販売されているビンテージレプリカを除くほとんどの
レスポールモデルが、バックパネルにアイボリーカラーや、
ブラックカラーの素材を使用しているのでそれが当たり前になって
しまっていると思いますが、本来の50年代初頭~58年位までの
レスポールや、エクスプローラーなどはバックパネルに
ブラウン(こげ茶)カラーの物を採用しています。


レスポール バックパネル ブラウン
この写真はビンテージレプリカですが、
バックパネルは茶色ですよね。
この感じが好きなんです。
なんだか、ただ穴に蓋をするのではなく、
きちんと色にまで気を使っている感じ。
良き時代とも言うべきか。。。

当たり前ですが、色がアイボリーだろうが、ブラックだろうが、
ブラウンだろうと、音には影響ありません。。
でも、気になるんです。
そしてブラウンがカッコ良いんです。

「ストラトポール」はビンテージレプリカ等では無いので
そこまでコダワル必要は無いのですが・・・。
だからこそ、当時のデティールを取り入れる事で、
より面白味が生まれると思うのです。

当然、「ストラトポール」を製作する際、ESPさんには茶色の素材を
お願いしたのですが、普段使うことの無いカラーなので、
素材自体が無いので無理でした。
そういう訳で、アイボリーカラーのバックパネルになっていたんです。

その後も諦めきれず、、、、
パーツメーカーなどにピックガード材として売られている
板材の物で茶色を探しましたがそれも存在しません。

そこで、視点を変えて、
本来は塩化ビニルと思われる素材を使用しているのですが、
アクリル材で探し直すことにしました。
すると、求めていたカラーがあったのです。

もちろん、素材の特性に差があるので、アクリル特有の割れやすさ
は気に掛かる所でしたが、思い切って作ってみる事にしました。

通常、塩化ビニル等の少し粘りのある素材を使うので、
ボディー側の多少の誤差は吸収出来てしまうのですが、
今回はアクリル材なので、あまり粘りが無いので、
少し無理をするとヒビ割れてしまうので、データー(型)を作る際には
何度も何度も現物と合わせながら、0.1ミリ単位での微調整をしながら
データーを作成致しました。

ベースなどで良く使われるアクリルピックガードは3mm厚なので意外と
丈夫なんですが、今回はバックパネルなので2mm厚なうえ、
ネジ穴が隅にあるので結構脆くなりそうだからこそ、
慎重にデーターを作る必要があったんです。

アクリルのカットは専門の業者さんに切ってもらいました。
仕上がりはバッチリでピタッとあっています。


ストラトポール トレモロパネル
出来上がりはこの様な感じです。
ちょっと触れただけでキズが付く程の鏡面です。
切り口もかなりスパッとしていますよね。
ワタクシはこれをレリック加工してから付けようと思います。
弦の通る穴もこの方がビンテージライクですね。

ストラトポール バックパネル ブラウン
エッジの部分などは少し角を落として、
程良く艶も落とし、レリック加工も施してから
「ストラトポール」に装着しました。
「高級感」と「ビンテージ感」が増したと思いませんか?
採寸もバッチリなので、心配した割れも起きていません。


色合いも理想通りで、非常に満足度が高いです。
これでまた自分の楽器にひとつ愛着が深まりました。

楽器屋として、こんな事にメリットがあるのかと言われれば、
何とも言えませんが、普段から自分自身のコダワリを
一つ一つ形にしていく事で、素材や構造などの知識が付くのははもちろん、
様々な業者さんとも知り合えたりするので、いざお客様からの細かな
依頼があった際にも対応する事が可能になるのです。

今回の業者さまは同じ越谷市内なので、今後もアクリル加工
に関するご依頼の際には力になってくれると言ってくれています。

例えば、世間ではあまり見かけないカラーのピックガードを作りたいとか、
トラスロッドカバーを好きな色で作りたいとか、
テレキャスターやジャズベースなどの通常メッキのコントロールパネルを
アクリルで作りたいなどなど、色々な事が出来そうですよね?

世間では売られていない、でもコダワリたいというお客様、
出来る出来ないは別として、まずはご相談下さい。
かなりマニアックな店員が一緒になって考えますので。。。




~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686




2016年5月5日木曜日

レストア作業。





皆様こんにちは。

ゴールデンウィークということと、ちょうど高校の仮入部も終わったという
タイミングなので、多くの初心者の方々がご来店されています。
新たに楽器を始められるという若い学生さんがこんなに居るというのは
とても嬉しい限りです。

せっかく始めた楽器趣味です。長~く続けて貰える様、全力でサポート
していきたいと思っておりますので、何か解らない事があれば、是非ご来店下さい。
当店スタッフは全員楽器が出来ますので、お気軽にお声がけ下さい。

また、大人のお客様は比較的時間に余裕があるからなのか、
昔かじっていたという方が再び始めたいというパターンも結構見受けられました。


そんな方々の多くは、ギターをケースに入れて、押入れなどに仕舞い込んで
いて、久しぶりに引っ張り出したら無残な姿に。。。なんていう経験をされている
のではないでしょうか?

実はギターのケースは湿気が溜まりやすく、長期保管には向かない上、
押し入れという湿気のこもる場所というダブルパンチでギターは相当な
ダメージを負っていることが多いんです。

もちろん、心機一転、新たなギターで再開されても良いとは思いますが、

若い頃の思い入れなどがあると、そうもいかない場合もありますよね。

前置きが長くなりましたが、今回ご紹介させて頂くのは、
古いYAMAHAのアコースティックギターのレストア作業です。

御覧下さい。


FG-202 YAMAHA
遠目では何てこと無い様に見えますが・・・。
FG-202 YAMAHA
ヘッド部分にはびっちリホコリが・・・。
ペグもサビが酷いです。
FG-202 YAMAHA
弦もサビサビ。
ブリッジ周りもホコリが・・・。
FG-202 YAMAHA
この写真が一番伝わり易いかもしれません。
ホコリやら、カビやら、
大抵の方は諦めるのではないでしょうか?

あと、チューニングをしていないにも関わらず、
異常に弦高が高いのがお解かりになると思います。
弦を緩めている状態で1センチ位あります・・・。
FG-202 YAMAHA
フレットももちろんサビサビ。
指板はホコリと垢で真っ黒。
黒い指板はカッコよいですが、
汚れで黒いのはキツイですよね。


とりあえずお預かりした最初の状態はこんな感じでした。
まずは、致命的な故障が無いかを確認します。
もちろんどんなギターでも直す事は可能ですが、
ご予算の事もありますので、木部の割れや、トラスロッドの不良など
がある場合はお客様も相当な覚悟が必要なので。。

今回は幸いにも致命的な部分はありませんでした。

この後の作業内容としましては、、、

・全体のクリーニング
・金属パーツの錆落とし
・指板のメンテナンス
・弦張り
・ネック調整
・ブリッジサドル調整(削りによる調整)
・ナット調整(削りによる調整)

といったところでしょうか。
と言葉にするとアッサリ、簡単な様ですが。。


ギター 塗装 磨き
全体の汚れを落としています。
ホコリがヤニで固着し、さらには
カビまで発生しているので、
バフ掛けして綺麗な塗装面を出していきます。

いうまでも無いですが、写真左がただ拭いただけ。
写真右がバフ掛けが終了した部分です。

サウンドホール ホコリ
内部もクリーニングします。
中からは巨大なホコリが。。
実は巨大な蜂の死骸も出てきました。
グロいので写真は載せませんが・・・。
指板オイル
続いて、指板のクリーニングです。
専用の液を使い、固着したホコリと垢を
しっかり落とします。
その後、しっかりと保湿の為のオイルを塗りこみます。
写真はオイルを塗っているところです。
フレット磨き
指板が綺麗になったところで、
フレットの錆を落としていきます。
意外と減りも少なく、まだまだ使えそうです。

その後、ペグなども外せるモノは全て外し、
クリーニング&錆落としをします。
もちろん稼動部は一旦バラシ、グリスアップなども施しておきます。

かなりの時間と手間をかけ、一つ一つの作業をきちんと行っていくと。。。。


こんな感じになります。

FG-202 YAMAHA
ボロボロの捨てられてしまいそうなギターが、
「ビンテージ」とも言える様なオーラをまとい、
よみがえりました。
いかがですか?なんか良い味出てますよね?
FG-202 YAMAHA
古いアコギには付き物のトップ材の膨れが
ありましたので、今回はサドルを削り弦高を低くしました。

塗装面の艶も良い感じですよね。
キズなどはそのままですが、
それがまた古いギターの説得力ですよね。
FG-202 YAMAHA
指板とフレットです。
ローズウッド本来のしっとりとした黒さが戻り、
キラッと光るフレットとのコントラストが堪りませんね。
写真の通り弦高もかなり低くセッティングしたので、
弾き易さも抜群に良くなりました。
FG-202 YAMAHA
サビサビだったペグもこの通り。
パーツ交換はしていませんよ。
全て元々のパーツを磨いてここまでピシッとさせられるんです。

この時代のYAMAHAは凝っていて、
トラスロッドカバーも樹脂ではなく、わざわざ
ローズウッドを使っているので、ここもしっかり
クリーニング&メンテナンスしておきました。

チラッと写っているナットも
ヤスリの削りで成型しなおして、
ローフレットでの弾き心地が抜群に良くなりました。

いかがでしたでしょうか?
「そういえば実家にギターがあった様な・・・。」
「ウチも物置にあった様な・・・。」
「あいつに預けたギターが・・・。」
などなど発掘したくなってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

古いギターの再生はそれなりに手間も時間もお金も掛かります。
でも、思い出の楽器がまた使える事は素晴らしい事です。

しかも、当時の技術より現代のリペア技術は相当進歩しているので、
当時より弾き易く、音も良くなる事も当然多いのです。

もし、再生したい楽器がある方は是非当店にお越し下さい。
ただ、かなり致命的な故障がある場合はお勧めしない場合もありますので
ご了承下さい。
当店では店頭に常駐のリペアマン、アドバイザーが居り、
店頭での対応が難しい物も、当社提携工房で対応出来ますので、
安心してご相談下さい。





~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686



2016年5月2日月曜日

ありがとうございました。




皆様こんにちは。

4月29日、30日の2日間で開催しましたMACS Guiter&Effector Trunk Show
にご来場頂き誠にありがとうございました。

今回で3回目でしたが、異業種との合同イベントなので、
正直何度やっても当日まで不安はあるのですが、
多くのお客様に楽しんで頂けた様でホッとしております。

MUSHMANSさんの店頭ではもちろん、
2次会のミニライブなども通して、普段楽器に触れていない方々にも
興味を持って頂けたのではないかと思っております。


では、当日の模様を御覧下さい。



毎度お馴染みになってきました、
MUSHMANS藤田氏セレクトのお洒落な洋服と、
レザーブランド「Shin」加來氏のミシンと、
共に並ぶギター達の光景。。


中でも目玉は、ESPさんの協力により実現した、
メタリカの
ジェイムズ・ヘッドフィールド
&カーク・ハメット
両ギタリストの、本人使用ギター。
手前の黒い2本です。

やはり本物のオーラは違いますね。
吸い寄せられるように見入っているお客様も
多く見受けられました。

洋服屋さんで新作のギターを試奏する。
とても違和感なんですが、
スタッフを含めみんな良い顔してますね。


その傍らで、腕を振るう
レザーブランド「Shin」の職人加來氏。
ご来場記念品を作る為に作業に没頭していましたね。


世界中を飛び回ったギターケースと共に展示
された「Shin」のレザーアイテム達。


そして、打ち上げでは、ミニライブも演りました。
まずは、
MUSHMANS藤田代表と大野楽器スタッフのセッション。
藤田代表がボーカル&ギターで会場をバッチリ暖めました。


その後、ちょっと休憩を挟んで、
大野楽器の常連様とのセッション。
ブルース~ソウル~ボッサまで、大人の雰囲気で
BGM的に演らせていただきました。

ラストは
大野楽器の常連様の若手ギタリストとセッション。
若手といっても、渋く、ブルース&ソウルセッション。
初めてのバーでの演奏を存分に楽しんでいました。

そこに、、MUSHMANSさんのお客様の中から、
M様がパーカッションで飛び入り参加!
テンション上がりました!
こういうのが堪りませんよね。
セッションの醍醐味だと思います。

とにかく楽しかったですね。

観て頂いたお客様、ありがとう御座いました。






3回目となるこのイベントですが、
3回とも足を運んで頂けているお客様も多くいらっしゃいます。
本当にありがたく思います。
展示の内容も、ライブも織り交ぜた打ち上げも
回を重ねる毎に充実していっている実感があります。

ワタクシとしましても、
普段楽器店の店頭ではお会い出来ない方々とご一緒させて頂き、
とても良い刺激となっております。


この様な素晴らしい機会を与えて頂いた、
MUSHMANS藤田代表、菅井様
有難う御座いました。


そして、
レザーブランド「Shin」加來様、

応援に駆けつけて頂いた
株式会社ESP 中山様、

各関係メーカー様、

その他色々とお手伝い頂いた方々、

大野楽器スタッフ、

本当に有難う御座いました。











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