皆様こんにちは。
大野楽器オリジナルブランド「Bruno」ですが、
まだまだ準備中の物が多く、販売開始された商品は
ピックのみという状態にも関わらず、
多くのお客様にご購入頂き、品切れ目前という状況です。
もちろん追加発注しておりますので、
今後とも宜しくお願い致します。
さて、そんな中、、、
「Bruno」ブランドの新製品、
シールドケーブルに使われるプラグの打ち合わせに行って参りました。
その模様をお伝えしようと思います。
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生憎の雨の中、 高速道路を約3時間。 素敵なシールドを作る為、ひた走ります。 |
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既に大まかな打ち合わせは、 電話&メールで進めてはありましたが、 今回はサンプルなども多数用意してもらい、 質感や、形状の確認、 そしてより細かい部分の確認がメインです。 プラグ1つで数時間にも渡る打ち合わせでした(汗) |
その後、、工場内部へと案内して頂き、生産工程などを見せて頂きました。
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まずは素材です。 この金色に輝く棒こそが、プラグとなる材料なんです。 「真鍮」という金属の棒が大量にストックしてありました。 1本がおよそ3mほどはあると思います。 |
近くで見ると・・・
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真鍮無垢の丸棒です。 生産する品物に合わせ、様々なサイズがありました。 |
その「真鍮」の丸棒素材を・・・
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「自動旋盤」という機械にセットします。 この機械は、セットされた金属をプログラムされた 形状に削り出していく機械で、 摩擦熱を和らげるため、大量のオイルを 掛け流しながら加工をしています。 |
「自動旋盤」といっても・・・
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機械を動かすのはやはり「人」です。 どんなに高性能な機械でも それを的確にコントロール出来る 職人さんが居なければ成り立ちません。 プログラムはもちろん、 素材の個体差なども踏まえ、 許容誤差の中に収まるようにします。 ちなみに今回は誤差±0.02mmだそうです。 さすが「日本の物作り」といった感です。 |
ちなみに、大量の素材も、加工後にはこの通り・・・
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ほとんど削りカスとなります。 「削り出し」という加工法はどうしても 無駄になる部分が多いのです。 その辺りは木材を削って作る ギター作りに近いものがありますね。 |
ここまでは機械での作業が多いのですが、
ここから先はより職人さんの手作業が多くなっていきます。
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