皆様こんにちは。
先日降った雪が未だ溶けずの場所も多く、厳しい寒さが続いておりますが、
「また雪が降るかも⁉」なんていう情報もありますし、
まだまだこの寒さは続く様ですね。
インフルエンザも流行っている様ですし、皆様お気を付け下さいませ。
と、そんな時期とは正反対の、爽やかな「海」を感じさせる美しい1本が入荷して参りましたので、ご紹介させて頂こうと思います。
その1本とは、、
Gibson 2018年モデル ES-335 です。
とにかく写真をご覧ください。
いかがですか?とっても爽やかなカラーリングですよね?
その名もアクアマリン。Figured Topと相まって「波」に見えますね。
木目の感じをもう少し「寄り」でお見せしましょう。
はい。素晴らしい木目です。
が、それだけではなく、、よく見ると、通常あるはずの、
センターの継ぎ目が無いんです。
ちなみに、ES-335のトップ材は50年以上前から合板(このモデルはメイプルーポプラーメイプル)が採用されていますが、無垢材では無いものの、このサイズで継ぎ目も無く、全体に渡り均一に木目が出ているのは素晴らしいの一言です。
しかも今回この木目が、サイド、バックにも採用されているのです。
バック材にするには勿体ない位の木目ですよね。当然弾いている時には全く見えません。。
バックはトップとは違い、パーツが一切載っていませんので、木目の均一さや、塗装のグラデーションがとても解り易いですよね。
それにしても奇麗ですね。
そして忘れてはならないのがこの指板。
今回もかなり目の詰まった物を入手出来ました。
この写真、当然オイルの類は全く入れてません。そして、画像加工等もせず、およそ見たままに撮影されています。
※季節柄、乾燥から守る為にこの後オイルを薄く塗る予定です。
それから、この指板周りで特徴的なのが、写真では伝わりずらいとは思いますが、
「ロールド加工」という加工がされていまして、
指板のエッジ部分がやや丸く面取りされていて、握り込んだ時にもストレスなく弾く事が出来ます。特に親指を6弦上に回す場面などは効果覿面です。覿面てきめんって難しい漢字ですね(笑)
そして、60年代を彷彿とさせる「ブロックインレイ」がたまりませんね。
ボディが艶やかなので、ドットよりもブロックで大正解だと思います。
ブリッジ周りの写真です。
- ABR-1 with Titanium Saddles & Aluminum Stopbar with Locking Studs
- という事ですが、つまり・・
- 伝統的なブリッジスタイルに弦の乗る駒部分のみチタンにし、
- 更にはテールピースをアルミ素材にしつつ脱落しない様にロックも出来ますよ。
- という仕様です。
なんだか言葉的にはハイテクな香りがしてしまいますが、
ルックスはほぼビンテージスタイルですし、
サウンドもむしろヴィンテージフィール溢れるウォームなサウンドに
少しだけ明瞭さもプラスした大変バランスの良い音でした。
ピックガードはよーく見ると、
アイボリー/ブラック/アイボリー/ブラック/アイボリー
という重なりの5プライを採用し、さりげない高級感を演出しております。
いかがでしたか?
「渋い」イメージのES-335もカラーリング一つでかなり印象が変わるので面白いですよね。
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