2018年1月19日金曜日

自信作!(エフェクター)



皆様こんにちは。

本日ご紹介させて頂く商品は、
既に店頭での発売は開始しておりますが、常に品薄、品切れ状態でなかなかブログでのご紹介が出来なかった1品です。

その名も「Bruno BOD-1」
Brunoブランドのエフェクター。「オーバードライブ」です。

新参ブランドにとって「オーバードライブ」の世界は、種類も豊富で、各社・各ブランドがしのぎを削るなかなか厳しい世界なのですが、あえて、その荒波に突っ込んでみました!

とにかく目指したのは、「極上のオーバードライブ」です。
オーバードライブではあるものの、クリーミーなサウンド。
この「クリーミー」という言葉、所謂「TS系」オーバードライブの説明等で頻出するワードですが、このBOD-1もカテゴリーとしては「TS系」とされるかもしれませんが、他のTS系ペダルとは違います。
まず、通常のTS系のかなり控えめな歪みよりも歪みの幅が広いです。
その為、既にご購入頂いたお客様を見ても、ブースター使用を目的とする方から、単体での歪みエフェクターとして使用する方までいらっしゃいます。

そして、コンプレッション感もTS系に比べやや控えめで、「入力に対して素直な反応」と感じて頂けると思います。
このTS系特有のコンプレッション感は確かに気持ち良いですが、個人的には最近のTS系ペダルは歪みの粒はやや粗いうえ、コンプレッションも結構キツイというものが多い気がします。1歩間違えると抜けの悪さを感じてしまう物もありますよね。

そういった不満等を1つ1つ解決し、このペダルが誕生したのです。

ではご覧ください。

Bruno オーバードライブ TS系 オリジナル筐体

いかがでしょう?
サウンドにコダワルだけでは無く、デザインにも相当こだわっております。
「ストラトキャスター」をモチーフにしたデザイン。
製作はもちろん「日本国内製造」です。

細部まで見ていきましょう。

Bruno オーバードライブ TS系 ブティック系

このピックガード、本物のギター用のピックガード材を1枚1枚手加工で切り出して、筐体にネジで止めてあります。この独特なカーブをエフェクターという真四角な物の上で表現するのが難しく、デザイン&設計は非常に苦労しました。
狙い通りそこまで奇抜さを感じないスッキリとした印象になりました。

ノブはもちろんストラトキャスター用を採用しております。
このノブのカラーにもこだわりました。
写真では伝わりにくいですが、「白」にもいろいろな「白」がありますので、僅かにアイボリー気味なものを採用しております。その辺の安パーツではありませんからね(笑)

Bruno オーバードライブ TS系 ブティック

そして、ON・OFFを識別するLEDインジケーターです。
このカラーにもこだわりました。
これも写真ではお伝えしにくいのですが、「電球色LED」を採用しております。
ここ近年エフェクターのLEDと言えば、青色、たまに白色、そして昔は赤ですよね。
「電球色LED」はあまり使われていませんが、このデザインにはかなり合っていると思います。もちろん視認性も良く、個人的には結構お気に入りポイントだったりします。
ややノスタルジックな雰囲気作りにも一役買っていると思います。

Bruno オーバードライブ TS系 ブティック系 かっこ良い

塗装に関しても、かなり頑張りました。
巷のハンドメイド系には剝がれやすい塗装が多くみられますが、
このBOD-1には「粉体焼き付け塗装」を施してあります。
海外では「パウダーコート」という表現をするものですね。自動車のホイール部分などの塗膜強度の必要な所に採用される塗装方法です。
塗装面の仕上がりはやや粗さが出るものの、通常の塗装に比べて圧倒的に強度があります。この「剥がれにくさ」は足で操作するエフェクターには必要な条件だと言えるでしょう。まぁボロボロの機材もカッコいいですけどね。。

そして、ロゴ部分はシルク印刷で金文字にしてあります。
こういった部分もシールでごまかす物が多いなか、きちんとこだわって仕上げました。


と、あくまでエフェクターなのに外見の話ばかりになってしまいました。。
そろそろ機能面のお話をしましょう。

Bruno オーバードライブ TS系 ハンドメイド

実はこのジャック類の取り付け位置にもかなりこだわりました。
エフェクターボードに組み込んで使う方の場合、入出力がサイドにあると無駄にスペースを食ってしまうんです。詳しくは過去のブログを参照
そこで、内部のレイアウト的にはかなり厳しいですが、インプット・アウトプット・電源ジャックの全てを何とか上面に収めました。
このことにより、すぐ隣に別のエフェクターを配置する事も可能となっております。

Bruno オーバードライブ TS系 日本製

そしてそのジャックにはプラスティックを多用した安物では無く、信頼性の高いスイッチクラフト社のジャックを採用しました。やはり、手ごたえもガッチリしていて、不用意にプラグが抜ける心配をする必要はありません。
これも、コストの面のみならず、内部のスペース的にも不利なのですが、キッチリと拘らせて頂きました。


Bruno オーバードライブ TS系

そして最もサウンドに関わる基盤部分です。
一部モザイクをかけさせて頂きましたが、奇麗に配置されている事がお解り頂けるかと。
これ、ハンドメイドですよ!手作りですよ。強調の為2回言いました。
この奇麗な配置は当たり前のようでそうでもありません。
そして、この奇麗さはサウンドにも影響があります。
今回極限まで直線的に部品配置をする事で無駄な回路を減らし、信号のロスを抑えました。1個1個は小さな影響なのですが、部品点数が多くなればなるほど影響が顕著に出てくるものです。
ある意味この写真だけで外見だけではなくとにかく中身にこだわった事をご理解頂けるのではと思います。

とにかく自信作の「Bruno BOD-1」。
ぜひお試しください。


万一在庫切れの場合でも店頭にデモ用サンプルを用意してあります。

ご来店お待ちしております。




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