2018年1月30日火曜日

アクアマリン!



皆様こんにちは。
先日降った雪が未だ溶けずの場所も多く、厳しい寒さが続いておりますが、
「また雪が降るかも⁉」なんていう情報もありますし、
まだまだこの寒さは続く様ですね。
インフルエンザも流行っている様ですし、皆様お気を付け下さいませ。

と、そんな時期とは正反対の、爽やかな「海」を感じさせる美しい1本が入荷して参りましたので、ご紹介させて頂こうと思います。

その1本とは、、
Gibson 2018年モデル ES-335 です。
とにかく写真をご覧ください。

Gibson ES-335 Figured 2018 Aquamarine

いかがですか?とっても爽やかなカラーリングですよね?
その名もアクアマリン。Figured Topと相まって「波」に見えますね。
木目の感じをもう少し「寄り」でお見せしましょう。

Gibson ES-335 Figured 2018 Aquamarine

はい。素晴らしい木目です。
が、それだけではなく、、よく見ると、通常あるはずの、
センターの継ぎ目が無いんです。
ちなみに、ES-335のトップ材は50年以上前から合板(このモデルはメイプルーポプラーメイプル)が採用されていますが、無垢材では無いものの、このサイズで継ぎ目も無く、全体に渡り均一に木目が出ているのは素晴らしいの一言です。

しかも今回この木目が、サイド、バックにも採用されているのです。

Gibson ES-335 Figured  Aquamarine

バック材にするには勿体ない位の木目ですよね。当然弾いている時には全く見えません。。
バックはトップとは違い、パーツが一切載っていませんので、木目の均一さや、塗装のグラデーションがとても解り易いですよね。
それにしても奇麗ですね。

Gibson ES-335 Figured  Aquamarine

そして忘れてはならないのがこの指板。
今回もかなり目の詰まった物を入手出来ました。
この写真、当然オイルの類は全く入れてません。そして、画像加工等もせず、およそ見たままに撮影されています。
※季節柄、乾燥から守る為にこの後オイルを薄く塗る予定です。

それから、この指板周りで特徴的なのが、写真では伝わりずらいとは思いますが、
「ロールド加工」という加工がされていまして、
指板のエッジ部分がやや丸く面取りされていて、握り込んだ時にもストレスなく弾く事が出来ます。特に親指を6弦上に回す場面などは効果覿面です。覿面てきめんって難しい漢字ですね(笑)

そして、60年代を彷彿とさせる「ブロックインレイ」がたまりませんね。
ボディが艶やかなので、ドットよりもブロックで大正解だと思います。


Gibson ES-335 Figured 2018 Aquamarine


ブリッジ周りの写真です。
    ABR-1 with Titanium Saddles & Aluminum Stopbar with Locking Studs
    という事ですが、つまり・・
      伝統的なブリッジスタイルに弦の乗る駒部分のみチタンにし、
        更にはテールピースをアルミ素材にしつつ脱落しない様にロックも出来ますよ。
          という仕様です。

          なんだか言葉的にはハイテクな香りがしてしまいますが、
          ルックスはほぼビンテージスタイルですし、
          サウンドもむしろヴィンテージフィール溢れるウォームなサウンドに
          少しだけ明瞭さもプラスした大変バランスの良い音でした。

          Gibson ES-335 Figured 2018 Aquamarine

          ピックガードはよーく見ると、
          アイボリー/ブラック/アイボリー/ブラック/アイボリー
          という重なりの5プライを採用し、さりげない高級感を演出しております。

          L字金具もフルアコなどに使われるタイプの凝ったものを採用していますので、
レスポールの様にピックガード正面にネジ頭が見えるという事は御座いません。

Gibson ES-335 Figured 2018 Aquamarine

いかがでしたか?
「渋い」イメージのES-335もカラーリング一つでかなり印象が変わるので面白いですよね。




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