皆様こんにちは。
今朝はここ埼玉・越谷でも雪がチラついて、寒い1日になりそうですね。
たいして季節感の無い楽器業界ですが、何故か寒くなるとレスポールカスタムの
お問い合わせが増えます。
スタンダードではなく、カスタムです。
まぁ、スタンダードに比べ、重厚感のあるルックスは寒い時期の方が合うということなんですかね?
という訳で、本日ご紹介させて頂きます1本は、、
「Navigator N-LP-CTM」 です。
「Navigator」は、ESPブランドの一つで、主にストラトタイプや、レスポールタイプ等のビンテージスタイルの物を製作しています。
クォリティー的にもESPブランドの中でトップランクと言えるブランドでもあります。
今回の「Navigator N-LP-CTM」は、カタログに載っている商品ではあるものの、
ほぼ「受注生産」に近い感覚ですので、全国でも限られたお店にしか在庫は御座いません。
では、ご覧いただきましょう。
やはり、レスポールカスタムは高級感がありますね。
「黒」×「金」この組み合わせは間違い無いカッコよさです。
この「Navigator N-LP-CTM」に関しては、是非スペックも知って頂きたい。
ボディやネックがただのMahoganyではなく、Honduras Mahoganyなんです。
それだけではなく、黒く塗りつぶされているものの、TOP材には、貴重なHard Mapleを
採用しております。
そして指板には、今やローズウッドと共に規制対象となり、流通が極端に減っている
Ebonyを採用。
それらの、超高級材達を、コダワリの組み方で仕上げています。
コダワリの組み上げとは、、
BodyとNeckを接合する際に、ネックがフロントPU下まで刺さって結合される
「ディープジョイント」というビンテージと同じの接合方法が取られ、
またその接合角度も3度に設定され、ヴィンテージ特有の曇りのないクッキリとしたトーン・ニュアンスや、適度なテンションによるクリアなアタック感、豊かな倍音を生み出しています。
このエボニーですが、他メーカーでは、塗料で黒く塗った物も結構見かけるので、注意が必要です。
ボディのアーチは結構しっかりとあり、艶めかしいカーブを描いています。
このアーチの深さなども、お客様それぞれに好みやコダワリがあることが多いと思いますが、Navigator のアーチは非常にバランスも良く定評があります。
これは写真では無理なので、是非店頭で横からご覧くださいね。
ブリッジは伝統的なスタイルの物を採用。
そしてテールピースはアルミニウム製の物を採用。
ビンテージではごく当たり前なこの組み合わせも近年のモデルでは減ってきましたね。
まぁ、本家ギブソンでもこの組み合わせはあまり使われていませんね。
しかし、このタイプのブリッジに乗せ換える為のパーツなどが社外パーツでリリースされているところをみると、多くの方々がこのタイプのブリッジを支持しているのではと思います。正直、サウンドも全く違います。ちょっとした事でサウンドが変化するので、ギターって面白いですよね。
日本製ならではの部分をお見せしましょう。
この弦が載っている白い部分、ナットというものなんですが、
このナットの造形がとにかく奇麗です。
ナットは職人が手仕事で仕上げる部分なので、差が出やすい部分でもあります。
ここは、チューニングや弾き心地に関わる大変重要な部分なので、ここまで奇麗に仕上げてあると、かなり安心感がありますね。
レスポールカスタムの持つ重厚感と、日本の職人の手仕事による繊細さ、
最高の素材と、最高の技術、
是非感じて頂きたい。
正直、自信ある1本です、
店頭でご確認下さい。お待ちしております。
~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686