皆様こんにちは。
本日は、今日発売開始の新製品をご紹介させていただきます。
ワタクシも、このルックスにヤラれてしまいました。
とにかくまずはご覧ください。
VOX MINI SUPERBEETLE MSB25 |
いかがでしょうか?この佇まい。
まず、誤解の無い様に先にお伝えしておきますが、
基本的には自宅ユース向けの商品で、
写真では少し大きい印象になっているかもしれませんが、
323㎜×180㎜×596㎜
という非常にコンパクトで、お部屋に設置するのに丁度良いサイズ感です。
そのコンパクトなサイズの中で、60年代のVOXアンプのデティールを上手く取り入れ、
そして中身は現代のテクノロジーを存分に盛り込んだ夢のアンプといった感じです。
何と言ってもこのメッキパイプのスタンド。
このパーツが60年代の雰囲気を生んでいると言っても過言では無く、
このアンプのデザインの大きな特徴と言えるでしょう。
このパイプにヘッドのゴム脚がしっかりと嵌る構造になっているので安定感があります。
この縦型のVOXロゴも雰囲気ありますよね。
現代では生まれないデザインだと思いませんか?
ついつい外観の話ばかりになってしまいますが、
サウンド面でもなかなか力が入っていますよ。
まず、音の要には、
「21世紀の真空管」とも言える新技術「Nutube」を採用しております。
この「Nutube」なかなか説明が難しいのですが、、、
簡単に説明したいと思います。
これまでの真空管未搭載のアンプはシミュレートや、回路的に真空管らしさを表現する方法で「真空管風」なサウンドを作ってきました。
しかし、これはあくまで「~風」であって、本物の真空管アンプと比べると物足りない感じがありましたよね。
そこで登場した「Nutube」は、真空管から置き換えるという発想のもので、「小型」「省電力」「長寿命」を実現しつつも、三極管構造を有しているので、真空管特有の心地よさを兼ね備えている物なんです。
ワタクシ個人の感想としては、真空管特有のコンプレッション感はややアッサリな感じではあるものの、真空管らしい艶や太さはきちんと感じられました。
その「Nutube」で作られたサウンドを受け止めるのは、
Celestion製10インチ・スピーカー。
背面はオープンバックになっており、完全にスピーカーが見えている状態です。
ワタクシ「いたずら」をしてみたくなり、
試奏時にこの空いている部分を簡易的に板で塞いで、クローズドバックにもしてみたんですが、これがまた劇的に変わるんです。
明るくパキッと抜けていたサウンドにやや太さと甘さが追加され、個人的にはかなり好きなサウンドでした。いわゆるVOXサウンドからは離れてしまうとは思いますが・・・。
でも、こんな「いたずら」をしてみるのも楽しいですよ!
かなり「いたずら」し易い形状ですからね(笑)
今回ご紹介のVOX MINI SUPERBEETLE MSB25。
まさに、「弾いて良し」「飾って良し」の二度おいしいアンプなのではないでしょうか?
さらに、お客様によっては、スピーカーケーブルを変えたり、それこそクローズドバックに改造したり、「いじって良し」もですかね?
初回入荷は少なめで、結構すぐに売り切れると思われますので、お早めにご検討下さいませ。
- ・コントロール:GAIN, TREBLE, BASS, REVERB, TREMOLO,
・VOLUME, EQ FLAT/DEEP, ECO ON/OFF
・チューブ:Nutube 6P1
・スピーカー:1x10" Celestion Custom speaker
・サイズ:(W x D x H)323 mm x 180 mm x 596 mm
・重量:8.7kg
~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686