皆様こんにちは。
本日は、「セットアップ済みGibsonの販売」というタイトルですが、
最近当店で流行っている販売方式をご紹介させていただこうと思います。
既にギターを弾いている方も、これから始める方も
「Gibson」は憧れのブランドですよね。
アメリカン・ギターブランドとして、その歴史も含め、
アメリカン・ギターブランドとして、その歴史も含め、
最も偉大なブランドとも言えるでしょう。
ただし、、
実際にGibson製品を手にした多くのお客様が、
「造りが雑」「弾きにくい」「恰好は良いんだけど…」等々、、
アメリカ製ならではの大雑把な造りにガッカリされています。
実際にGibson製品を手にした多くのお客様が、
「造りが雑」「弾きにくい」「恰好は良いんだけど…」等々、、
アメリカ製ならではの大雑把な造りにガッカリされています。
誤解の無い様言っておきますが、
決してGibsonを否定している訳ではありません。
しかしながら、長い事ギター販売をしてきて、本当にこういった御意見をいただく事が
非常に多いのも事実です。
決してGibsonを否定している訳ではありません。
しかしながら、長い事ギター販売をしてきて、本当にこういった御意見をいただく事が
非常に多いのも事実です。
しかし、どうしてこんな事になるのでしょうか?
それは、物造りに対する日本人とアメリカ人の感覚や価値観の違いだと思います。
やはり、日本人は非常に繊細な感覚を持つ方が多く、どうしても細かな部分が気になります。
フレットの仕上げが雑だったり、塗装が荒かったり、チリが合っていなかったり・・・
もう気になり始めるとキリがありませんよね。
これに対し、様々な考え方や御意見があると思います。
・アメリカ製にそこまで求めるな!
・Gibsonこそ本物なので、それがスタンダードなんだ。
・日本人が細かすぎる。
等々
それは、物造りに対する日本人とアメリカ人の感覚や価値観の違いだと思います。
やはり、日本人は非常に繊細な感覚を持つ方が多く、どうしても細かな部分が気になります。
フレットの仕上げが雑だったり、塗装が荒かったり、チリが合っていなかったり・・・
もう気になり始めるとキリがありませんよね。
これに対し、様々な考え方や御意見があると思います。
・アメリカ製にそこまで求めるな!
・Gibsonこそ本物なので、それがスタンダードなんだ。
・日本人が細かすぎる。
等々
ワタクシは、車好きでもあるので、
「良くも悪くもアメ車」という感覚が最もしっくりくる捉え方と思っています。
つまり、「確かに大味ではある、が、やっぱり恰好いい!」
「良くも悪くもアメ車」という感覚が最もしっくりくる捉え方と思っています。
つまり、「確かに大味ではある、が、やっぱり恰好いい!」
では、もしも多くの方々が気にする
フレットやナット等のプレイヤビリティに関わる部分の問題がクリアになっている
Gibsonが有ったら最高じゃないですか?
という訳で、前置きがかなり長くなってしまいましたが、
今回は、Gibson USA / Les Paul Special Tribute P90
を題材にご紹介していきたいと思います。
フレットやナット等のプレイヤビリティに関わる部分の問題がクリアになっている
Gibsonが有ったら最高じゃないですか?
という訳で、前置きがかなり長くなってしまいましたが、
今回は、Gibson USA / Les Paul Special Tribute P90
を題材にご紹介していきたいと思います。
まずは、ノーマル状態から。
2020年製の新モデル、P-90を2基搭載したモデルです。
この状態で見れば、特に何の問題もありませんが・・・。
この状態で見れば、特に何の問題もありませんが・・・。
では気になる点をアップで見ていきましょう。
おそらく多くの方が気にするポイントだと思います。
ノーマルのナット。 エッジが尖っていて、手が当たると痛いです。 |
ノーマルのフレットエッジ。 切りっぱなしでザラザラ。 おそらく真冬にはバリが飛び出るでしょう。 |
機械による擦り合わせをしたままの ザラザラなフレット。ビブラートでガリガリした感触が… |
ロッドカバーも黒一色の簡素な物が付いている。 |
まぁ、パーツチョイスに関しては「好み」があると思いますが、、
ナットやフレットの処理、そして全体の調整としても弦高もやや高めで、
お世辞にも弾き易いとは言えないですね。
特にこのモデルは、Gibson入門とも言えるモデルで、
初めて買ったGibsonでガッカリされてしまうのはあまりにも忍びないので、
キッチリ仕上げていこうと思います。
ナット部を再整形。 溝も調整します。 |
フレットエッジを再整形。 これは1本1本なのでかなり根気が必要。 しかも、マスキングが出来ないので繊細な作業が求められる。 |
・ナット溝調整
・ナット形状再整形
・フレット擦り合わせ
・フレットエッジ再整形(ボール状)
・指板面クリーニング(Gibson工場での製造時の汚れ)
・ロッドカバー交換
・スイッチリング取付
・POTグリスアップ
・ネック調整
・ブリッジ調整(弦高1弦12Fで1.25mm)
・その他全体セットアップ
等々を施し、完成となりました。
作業後のナット。 角も取れ、磨き上げられ、 手が当たっても痛くない。 |
丸められたフレットエッジ。 高級仕上げですね。 是非拡大してご覧ください。 |
磨き上げられたフレット。 光っています。 |
追加したスイッチリング。 これがあると落ち着く。 |
白いラインの入ったロッドカバー。 少し高級感。 |
セットアップ後の全体像。 締まりましたね! |
と、長々とご説明してきましたが、、
いかがですか?
当たり前ですが、見た目はGibsonそのもの。
弾き心地は、超快適、日本人仕様。
過去にGibsonにガッカリしてしまった方にも是非お試しいただきたいです。
かなり時間が掛かるセットアップなので、一気に大量には出来ませんが、
コツコツ仕上げますので、是非お問い合わせください。
~お問い合わせ~
株式会社大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686
info@ohnogakki.jp