2017年1月31日火曜日

モディファイ!




皆様こんにちは。
本日は、初心者の方や普段エレキギターしか弾いていない方にオススメの商品です。

「アコギ」と言えば、エレキよりも弦が固く、弦高も高く、弾くのが辛いというイメージを
お持ちの方が多いと思います。

実際当店のアコギコーナーでも日々そういったプレイヤビリティに関するご相談が多いです。

アコースティックギターは、エレキギターと違い、ネジなどの可動部がほとんどありません。
従って、ネック反り以外の調整はほとんど大がかりな加工になってしまうのです。

初心者の方が気軽に購入できる価格帯のアコースティックギターは初期の段階での
弦高が高く、コードを押さえる左手がツライ物が多いです。

もちろん、メーカーさんも出来る限りは頑張っているのだとは思いますが、
「コスト」や、製品の均一さを求められる「品質管理」などの面から、
個体個体に合わせたギリギリの調整は難しいのだと思います。

そこで、当店では、、
初心者向けアコースティックギター人気No.1の
YAMAHA FG-820
モディファイし、販売しております。

具体的には、フレットのすり合わせをやり直し、
ナットの溝切りの修正、ブリッジサドルの修正、
ネック周りの調整をしています。

YAMAHA アコースティック FG-820 FG フォークギター


かなり弾き易くなっておりますので、初心者のみではなく、
普段エレキしか弾いていない方にもオススメです!

弾き易い アコギ 弦高 低い
フレット&ナットの様子です。
この写真でも弦高の低さがお解り頂けると思います。



そして・・・

さらに、通常のFG-820はアンプなどに繋ぐことの出来ない
いわゆる「生ギター」なんですが、
ついでにピックアップを取り付け、「エレアコ」化してしまいました。


これも、最近ご要望が多いんです。
手頃なエレアコは、デザインがイマイチという意見が多く、
むしろ、普通の見た目でエレアコという物があれば・・・
というご意見をカタチにしてみました。

パッと見は「生ギター」にしか見えませんね。

「後付け感」が出ない様に、キチンとエンドピンジャックも採用しております。

ピックアップ 後付け エレアコ化



実は、去年の年末からお試しで販売は開始しておりましたが、
大変好評で、即完売となっておりました。

今後は継続して販売させて頂く予定ですが、
とりあえず、2本のみ入荷致しましたので、ご紹介させて頂きました。

「初心者用」と侮るなかれ!

是非お試し下さい。
ご来店お待ちしております。





~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686




2017年1月30日月曜日

ネイキッド!




皆様こんにちは。
本日は、「限定モデル」の「最終入荷」がありましたので、
ご紹介させて頂こうと思います。

その名も、、
Gibson SG Naked / Walnat Satin Limited Run
です。

Naked?

そう、裸、剥き出し、無防備、そんな意味です。

まさに、その言葉通りな思い切ったルックスなんです。

ご覧ください。


Gibson SG Naked ガード無し ピックガードレス




いかがですか?

ピックガードも無く、スイッチリングや、ポイントワッシャー、などの
細かなパーツ類も全て付いていないんです。
また、ネック周りもバインディングや、指板インレイなどの装飾類も一切ありません!

「シンプル」

という印象がもっともだと思いますが、
そのシンプルさゆえに人によって受け取り方も様々です。

当店のスタッフ達も、

「無骨で男らしい」というスタッフもいましたが、
「ウッディーな印象が上品」と答えたスタッフも。。

これをご覧の皆様はどんな印象を持ったのでしょうか?



それでは、詳細です。
塗装は、かなり薄い半艶仕上げなので、
抱えていると、木材を感じることが出来ます。
個人的に非常に評価の高い部分です。
是非皆様にも触ってみて頂きたいです。

Gibson SG Naked P-90




「SG」という独特なシルエットだからこそ出来る
「引き算」なスタイル

このエッジの処理などもそんな「個性」を感じさせる部分です。


ピックガードレス SG P-90 マホガニー Gibson シンプル ナチュラル





そして、なんといってもこのピックアップ。
そう、「P-90」が2基マウントされているのです。

ワタクシも個人的に非常に好きなピックアップでして、
その「太さ」と「抜け」を絶妙なバランスで両立させている
素晴らしいサウンドもさることながら、
実はルックスも好きなんです。

1940年代から変わらない丸みのある独特なデザイン。
メッキパーツなどを使用しないシンプルな雰囲気。

Fender系シングルコイルや、ハムバッカーなどを持っていても、
P-90は1本も無いという方々は是非お試し下さい。




当店のスタッフの間でも評判がよく、
なんと今回限定品にも関わらず、2本入荷しております。

今なら選べますよ!

と言いつつ、1本はモディファイ(改造)しても良いかなぁ・・

なんて事も考えております。



という訳で、なるべくお早めのご来店をお待ちしております。






~お問い合せ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686







2017年1月28日土曜日

組み合わせる楽しさ。





皆様こんにちは。
寒波の影響か、大変寒い日が続いていますが、
ご自身のお身体や、楽器のコンディションは大丈夫ですか?
お互い風邪等気を付けて乗り切りましょう!

本日はエフェクターボードの組み込みの模様を見て頂こうかと思います。

当店では、エフェクターボードのプランニング&組み込みも行っています。

エフェクターボードの組み込みは、やる気になれば誰でも出来ると思います。
が、、「キレイに仕上げる」のは意外とコツが必要で、これまでにもご自分で
チャレンジされたお客様から、「もう少しキレイにしたい」というご相談も多く
承ってきました。

あと、これも結構よく耳にするのですが、必要なエフェクターやその他周辺機器
を全て揃えた後、いよいよ組み込んでいくと・・・「ボードに入りきらない。。」
そこで、再度サイズの違うボードに買い替えるという悲しい結果・・・。

どうしてそんな事が起きてしまうのか?

当然ボードを購入する時には全てのエフェクターを床に並べ、およそのサイズ
は確認していると思います。
実際失敗してしまったお客様に確認すると、エフェクターをただ並べただけで、
各エフェクターとエフェクターをつなぐプラグの出っ張りや、電源を取る為の
プラグの出っ張り、そしてケーブル自体を曲げるのに必要な空間などなど、
本来必要な空間を予想しきれていない方がほとんどでした。

そうなんです、皆様が思っているよりもエフェクターボードにエフェクターを組む
のにはスペースが必要なんです。

しかし、「あまりにスカスカなボードも嫌だ」というのも皆様の共通意見だと思います。

そこで、綿密な組み込み計画が必要になるんです。

と前置きが長くなってきましたので、、
作業の様子をご覧頂こうと思います。


今回は、スイッチャーを使用しない最もシンプルな構成のボードです。
複雑なボードも基本は同じなので、参考にしてみてくださいね。


まずは並べてみます。
この時最も注意すべきポイントは、
各エフェクターの「ジャックの位置」、「アダプターの差込口の位置」です。
特にアダプターの差込口は右、左、上部とそれぞれのエフェクターで異なります。
同じメーカーのエフェクターでも位置が異なる事もありますので注意が必要です。
それらの位置関係を意識し並べてみましょう。

エフェクター 組み込み ボード 配線 自作ボード




こんな感じです。
もちろんキレイですよね。
この段階では。。
ここから配線作業をする毎にグチャグチャになっていくという経験をされた人も
多いのではないでしょうか?

そうなんです。キレイなボードを造る最大のコツは
「配線を如何に上手くまとめるか」
なんです。


それでは、その配線を始めましょう。
とりあえず、音の出るルートを確保していきます。
今回使用したケーブルは、ハンダ等を使用せずに、好きな長さで
ケーブルを製作することが出来る、
「Montreux Premium Cable ”Arena Ace Right angle plug kit”」
を使用しました。

ソルダーレスケーブル プラグ
L字プラグです。
プラスのネジを回してケーブルと接続します。

「ソルダーレス」と言われている、ハンダを使用しないケーブルは、
複数のメーカーから出ていますが、それぞれケーブルの止め方、
プラグ部分の大きさなどに違いがあるので、使いやすい物を選びましょう。


エフェクター 組み込み ボード 配線 自作ボード
とりあえず音の信号が通る配線を
全て繋いでみました。


電源関係をまだ1本も通していないので、
まだまだキレイですね。

ここでも、2つポイントがあります。

1つ目のポイントは、単純ですが、とても大事な事。
製作したケーブルのチェックです。
「1本作ったら、即確認!!」
これを怠り、最後の最後で音が出ない、小さい、ノイズが・・・
なんて事になると、不良個所を特定するのに大変手間が掛かります。
ワタクシはテスターを使用していますが、
持っていない方などは、、
出来れば、テスト用に

ギター→エフェクター→エフェクター→アンプ

の順に繋いだ物を用意しておき、
エフェクター間のケーブルを抜き差しして確認すると良いでしょう。

実際、テスターよりも「実際の音」の方が確実だったりもします。
是非、1本1本確認してみて下さいね。


そして、2つ目のポイントです。
この段階でタイラップ(結束バンド)などで止めたくなると思います。
せっかくキレイに配線出来たのですから、当然です。

しかし、この後電源ケーブルを通す時には一旦抜いたり、
別の取り回しをしなければいけない場合もありますので、
あくまで、仮と思って、まだケーブルの固定等はしないでください。



続いて、いよいよ、電源関係の配線に取り掛かります!

エフェクター 組み込み ボード 配線 自作ボード DCコード


音信号用のケーブルは出来る限りどかしてから作業した方が良いと思います。
ただし、干渉の具合なども見ながら纏めていきたいので、
完全に抜いてしまうよりも、あくまで避けておく感じがやりやすいと感じます。

写真の様に、各エフェクターから出てくる電源ケーブルを
1本、また1本と合流させる感覚で束ねていきます。

「見てると簡単、実際やると難しい」ですよ。

エフェクター 組み込み ボード 配線 自作ボード パワーサプライ

パワーサプライの周りもキレイにまとめていきます。
なんとなく車のエンジンのプラグコードや、タコ足などを想像してしまいますね。


今回は、電源のケーブルもパワーサプライに付属で付いてきた物を使用して
いますので、多少の余り部分なども御座いますが、
それぞれの距離にぴったりのケーブルで組むともっと簡単にキレイに仕上がります。


この後、音信号のケーブルを元に戻し、完成です。

結構時間も手間も掛かり大変なんですが、達成感のある作業ですので、
是非皆様もチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ご来店頂ければ、製作のアドバイスも出来ますし、
万一途中で挫折してしまったとしても、当店で組み込みを行う事も出来ますので
ご相談下さい。





~お問い合せ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686








2017年1月14日土曜日

乾燥注意報!





皆様こんにちは。
というか、大変遅ればせながら、
「あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。」

2017年もスタートから多くのお客様にご来店頂き、日々が一瞬で過ぎ、
ブログ上でのご挨拶が大変遅れてしまいました。

いまだ、そんなドタバタを引きずってはいるものの、
気象庁より「乾燥注意報」が出ていますので、
ワタクシも「楽器の乾燥注意報」を出さなくては・・
と、パソコンに向かった訳です。


皆様にも簡単に実践できるケアとして、
「オレンジオイル」の塗布があります。

簡単ですが、大変効果があり、指板の「ひび割れ」などを防ぐことが出来ます。

よく、「指板なんてそんな簡単に割れないでしょ?」などと言われてしまう事も
ありますが、、
実際に指板は割れます!!!

まぁ、「割れ」といっても様々な割れ方があるので、
中には割れている事に気が付いていない場合もあると思います。
特に、木目にそって割れている場合は、導管なのかヒビなのかの判断が
付きにくい場合もあります。


前置きはともかく、当店としては、
「楽器の乾燥注意報」を発令させて頂きます。

皆様速やかにメンテナンスを開始いたしましょう!


カラカラに乾燥してしまった指板です。

ここまで乾燥してしまうと、「割れ」の心配だけではなく、
指板の乾燥&縮みによってフレット部分が飛び出してしまう
「バリが出る」と言われる状態になってしまいます。

軽度のバリであれば、しっかり保湿をしてあげる事で戻る場合もありますが、
それでも戻らない場合は、フレットを削り、修正が必要になってしまいます。

オレンジオイル塗布。
ぐんぐん染み込んでいきますね。
色が濃くなり、木目もはっきり見えますね。

ベチャベチャになる程塗ってしまうのは、別のトラブルを引き起こすので、
あくまで「適度に」です。

皆様も、割れる前にケアしてみて下さいね。


また、乾燥はネックの反りも引き起こします。
とにかく一度状態をチェックしたいという方は、
是非当店にご来店下さい。

状態のチェックは無料ですので、是非お気軽にお申し付けください。






~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
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